今年の青学は違う―そう感じさせる前半の戦いぶりだった。夏合宿で関西の強豪・同志社大に勝利したという手応えをもって臨んだ開幕戦。守り続ける80分となったがそれでも試合終了間際に1トライを奪った。ディフェンス面では、ルーキーFL八尋祥吾(東福岡)が低いタックルで食い止める場面もあった。これからチームをどう仕上げていくのか。実際にトップチームと戦った印象は。江金海キャプテンが取材に応じた。
青山学院大学・清水孝哉監督
――今日の試合について
前半、しっかりチームでやろうとしていたことをキャプテン中心にエリアを取り、ロースコアに持っていってくれた。後半、ペナルティーが増えて自陣に釘付けにされて得点を重ねられた。なかなか敵陣に入れず、スコアに結びつかなかった。最後に1本取り切ってくれたので、来週の帝京戦があるので、そこに向けて準備して臨んでいきたい。
青山学院大学・LO江金海主将
――試合を振り返って
春から早稲田戦にターゲットを絞ってやってきた。相手の強いディフェンス、アタックにやりたいことが80分できなかった。前半はロースコアに持ち込んで、エリアをとって、後半は風上で戦い続けることを目標にしていた。前半はうまく戦えていたが、後半はペナルティーを重ねてしまい、敵陣に入ってもトライを重ねられなかった。ビデオをみて修正して帝京戦に臨みたい。