セブンズワールドシリーズ「HSBC SVNS 2025」シーズン最高のトライの最終候補4つのトライに、日本チーム最年少、谷山三菜子の一撃が選ばれた。
ワールドシリーズ第4戦のバンクーバー大会準々決勝アメリカ戦の同点延長エキストラタイム、自陣22mラインに押し込まれたところからのアタックで、初めての4強入りを勝ち取ったトライだ。


投票を呼びかけるワールドラグビーのサイトで出ている映像は本当に最後の場面だけで、正直ノミネートされた他のトライのほうがスゴい気もしてしまうが、フル映像を見れば印象は変わる。
https://www.youtube.com/watch?v=LgXsIx-UmlY
起点(18;50あたり)から見ると、そしてこのトライに至るまでの7分+7分+延長に入ってここまで2分の戦いまで想像すれば、どれだけタフな状況で決められたトライだったかが分かる(あわせて、この時間まで奮闘してフレッシュレッグス谷山の温存を可能にさせた他のメンバーの頑張りも大いに称えたい。運動量でアメリカを圧倒している!)
バンクーバー大会が行われたのは2月21-23日。サクラセブンズ最年少の谷山は日本体育大学の1年生、まだ19歳だった。
そしてワールドシリーズ香港大会からシンガポールへと転戦中の4月3日、20歳の誕生日を迎えた。