ラ組女子Vol.3−鈴木彩夏(千葉・我孫子高2年) | ラグビージャパン365

ラ組女子Vol.3−鈴木彩夏(千葉・我孫子高2年)

2015/07/08

文●大友信彦


ラグビージャパン365スーパーバイザーの大友信彦記者が『東京中日スポーツ』紙の『首都スポ』でシリーズ掲載している好評企画が『ラ組女子』。首都圏で活躍する、注目の女子ラグビー選手が(ほぼ)毎週登場。2014年4月にスタートした企画では、すでに40人を超えるラグビーウーマンにスポットを当ててきました。このほど、ラグビージャパン365では、『東京中日スポーツ』の『ラ組女子』再録企画をスタート。2016年のリオ五輪&2020年の東京五輪、そして女子15人制のワールドカップなど、幅広い夢に向かって走る魅力的なラグビーウーマンの横顔を紹介します。

第3回は、2014年4月、第3回全国高校選抜女子セブンズで、パワフルな走りでトライを量産した鈴木彩夏(すずき・さやか/千葉・我孫子高)選手の登場。その後、U18関東代表でU18香港撃破、2015年には太陽生命セブンズのチャレンジチームに選ばれ、保土ヶ谷大会で準優勝……成長を続ける豪脚ガールを紹介します。(年齢等は掲載時のままです)

強烈なインパクトを残した抜群の決定力

「あの12番の子、すごいね」

5日、全国高校選抜女子セブンズが行われた埼玉・熊谷ラグビー場で聞かれた声である。「北信越・千葉合同チーム」の背番号12で出場していた鈴木彩夏のことだ。

強烈なインパクトを残したのは抜群の決定力だ。大会4試合で6トライ。それも自陣から大外勝負で相手を振り切る豪快な独走あり、味方のキックに快足を飛ばして追いついてのトライあり、相手タックルを振り払う腰の強いトライありという多彩なもの。

 

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