太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2015開幕!激戦をアルカスが制す! | ラグビージャパン365

太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2015開幕!激戦をアルカスが制す!

2015/04/21

文●大友信彦


太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2015第1戦、保土ヶ谷大会が18-19日の両日、横浜市の保土ヶ谷ラグビー場で行われた。

初開催された昨年は3大会、出場チーム数も7〜10だった大会も、2年目の今年は4大会、すべて12チームが参加する国際規格にバージョンアップ。男女のワールドシリーズ同様に大会の順位によってポイントが与えられ、年間総合チャンピオンを争うシステムに改められた。さらに国内トップを目指す9チームが、コアチームとして4大会すべてに出場する。リオ&東京で金メダルという大目標を掲げる日本女子ラグビーに相応しいバックアップ体制が整えられた。

 

台風の目となったチャレンジチーム

チャレンジチーム

チャレンジチーム

大会第1日は、4チームずつ3組に分かれてプール戦を実施。
昨年3大会すべてに全勝優勝を飾った絶対女王・アルカスクイーン熊谷の入ったプールAは、予想通りアルカスが3戦全勝で首位通過。と言っても、安泰な首位通過ではなかった。

台風の目となったのはチャレンジチームだ。日本協会が次世代の中心選手として育成しているアカデミー生を中心に、単独チームで参加できない選手で編成したコンバインドチームだが、昨年は龍ヶ崎大会でプレート優勝(全体の5位)、札幌大会では3位に食い込んだ。今回は東京セブンズで17歳の若さでサクラセブンズ入りした清水麻有(群馬・東農大二高3年)と野田夢乃(福岡・福岡高3年)ら高校生に、昨年発足した陸上自衛隊チームの有望選手をミックスした編成だった。

プール戦のアルカスvsチャレンジは、アルカスが前半21−0とリードしたが、後半はチャレンジが猛反撃。再開1分に自衛隊の石井寿衣が反撃開始を告げるトライを決めると、2分、4分、6分と鵜川志帆(埼玉・和光高3年)が3連続トライ。清水麻有のコンバージョンはすべて外れ、1点届かなかったが、20−21と1点差に肉薄したのだ。


プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ