日本列島が猛暑に包まれた6月1日、東京都江東区の辰巳グラウンドで、日本と香港のラグビーガールズが、炎暑に挑むように芝を駆けた。
女子U18香港代表の来日第2戦は当初、関東協会HPには「U18女子日本選抜」というチーム名で掲載されていたが、今回は九州の選手が参加していないため「関東・関西合同」というチーム名となり、試合は28日の第1戦に続き、35分ハーフで行われた。
「関東・関西合同(以下、関東関西)」対「女子U18香港代表」
入れ替え
後半0分 1→16、2→17、6→18、7→19、8→20、9→21、11→22、13→23、14→24、
後半25分 3→1、4→2、10→6
FWは選抜優勝の石見智翠館高、選抜プレート優勝の神戸甲北高のメンバーら関西組、BKはワールドユース優勝の関東勢に、SHとFBに神戸勢が加わった編成。FB山本久代(神戸甲北)は、選抜のプレートMVPに輝いた選手だ。
試合は前半、関東関西合同チームのキックオフで開始。
先制したのは関東関西合同だった。2分、自陣のターンオーバーからSH牧野和がカウンターアタックに出て、CTB内山真希奈からパスを受けたSO佐藤優主将が、パスダミーで香港DFをかわして約50mを独走して右隅に先制トライ。