3月3日、ひな祭りの日に、第5回全国女子ラグビーフットボール選手権が小田原市の城山陸上競技場で開催された。
大会には、関東大会、関西大会、それぞれの3位までが出場した。
昨年の王者・日体大は関東大会を4戦全勝で通過。2連覇とあわせ、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ総合優勝に続く、7人制&15人制完全制覇への挑戦となった。対する関西王者は、その太陽生命セブンズシリーズ2018で日体大と優勝回数を分け合った三重パールズを中心に、ながとブルーエンジェルズと四国大の選手が加わった「ブルー・ピーグレッツ」。
昨年のこの大会では、「パールズ・寝屋川」という編成で関西を制したが、全国選手権では日体大に99‐5で大敗しただけに、名誉挽回を期して臨む一戦となった。
試合は雨が強く降る中でキックオフ。互いにセットプレー、ブレークダウンから激しくプレッシャーをかけあい、雨中のコンディションもあってハンドリングエラーが多発。互いのディフェンスのエナジーが相手のアタックを封じ込む形でゲームは進んだ。