8月7日から、世界遺産である京都「下鴨神社」の境内にあり、ラグビーとゆかりの深い「雑太社(さわたしゃ)」の神様をお祀りし、ラグビー日本代表の勝利を祈願するために東京・丸の内に設置された「ラグビー神社」が、ワールドカップ決勝を終えた10月29日に設置期間期間が終了。最終日に「大会前から、大会の間も含めてファンの方の応援に感謝したい」と日本代表FLリーチ マイケル選手(東芝ブレイブルーパス東京)が参拝に訪れ、ファンサービスをするとともに報道陣にも対応した。
――大会前、ラグビー神社に「証明」と書かれた絵馬を奉納しました。それはできましたか?
リーチ 日本ラグビーは絶対に強くなっていることは証明できたかなと思います。大会中に相手のプレッシャーをかけることもできて、2試合勝つこともできて、まだ強いチーム2つ相手に60分、すごくいいプレッシャーかけて最終的に負けてしまったんですが、強くなっていることは証明できたかなと思います。
――来年はパシフィックネーションズカップ(PNC)や、2026年から強豪12チームで行われる国際大会も行われる予定です。
チームとして、試合やっていくのが1番重要だと思うので、PNCや2026年ぐらいから多くの試合ができると必ず強くなるし、強い相手とやるのが1番チームとしては絶対必要だと思うので、新しい方針はすごく楽しみにしています。
――12月9日からはリーグワンが開幕します。
リーグワンにたくさん海外のスーパースターが集まってくるのでどの試合も多分、勝つのが難しくなると思います。個人としては、タックルを磨いて自分のプレーに集中して、やっていきたいと思います。そして、また日本代表にジャージーをつかめるようにやっていきたいと思います。
――具体的には個人としてはどんなことをやっていきたい?
まず自分の体を守るために、ここからルールの中でも、ヘッドコンタクトがすごい厳しくなってきているので、そのためにタックル磨いていきたいと思う。長くやってきて、コンカッションに苦しむ選手の姿も見てきて、いろいろ新しい仕組みを考えたいなと思いますし、特にそのタックルの安全性、厳しさをリードしていきたいなと思います。