ラグビー日本代表が5月26日、ついに再始動した。トップリーグ・ファイナルを戦った、パナソニック組、サントリー組を除くメンバーが大分県・別府合宿を開始。26日は、YO-YOテスト、そしてBroncoテスト、そしてストレングスとパワーのテストと現在のS&Cに関するテストを行った。
27日、メディアデイとして久しぶりの代表活動の様子が公開された。その様子を交えつつ、同日行われたリーチ・マイケルキャプテン、田村優選手のオンライン会見の様子をお伝えする。
「ティア1のスタンダードにもっていく」リーチ・マイケルキャプテン
――久しぶりの日本代表活動が始まりました。
ワールドカップ(W杯)が終わって確かにブランクが空いて、チームとして集まることなかったけど、この1年を言い訳せずに前向きにやっていくことが大事かなと思っています。ティア1のチームという意識を持って行動することを大事にしています。前までは16位とか10位とかティア2だったが、今はしっかりティア1になったので、それくらいのスタンダードでやっていかないといけない。新しい選手や若い選手が入ってきて、そのスタンダードをがっかりさせないように前の(日本)代表で経験した選手がしっかりいい見本になるように意識してやっています。
――ライオンズに勝つためには新しい選手のマインドを上げていかないといけない
まずティア1のスタンダード、ティア1になるためにコネクションにフォーカスしています。お互いに対してコネクションを取ることもチームとしても日本代表に対してもコネクションが大事。細かいコミュニケーションとかグループワーク、新しい選手に対して4人のサポートグループも作ってあるので、小さいところでもレベルアップできるように、ティア1のスタンダードに持って来られるように準備しています。ライオンズ戦はとても大きな試合になると思います。しっかり自分たちでやることにフォーカスしないといけない。