4月29日、男子セブンズ日本代表候補の熊谷合宿での練習を公開した。今回の合宿にはSDSの3人を含む16選手が参加していた。
参加選手は以下の通り(カッコ数字はキャップ=出場大会数)
石田吉平 24 横浜イーグルス(18)
石田大河 26 浦安D-Rocks/日本協会(22)
植田和磨 21 近畿大(4)
奥平 湧 24 相模原ダイナボアーズ/日本協会(16)
加納遼大 31 明治安田生命ホーリーズ(36)
野口宜裕 29 セコムラガッツ(34)
林 大成 31 日本協会(47)
福士萌起 25 日野レッドドルフィンズ(26)
松本純弥 24 浦安D-Rocks/日本協会(15)
丸尾崇真 25 神奈川タマリバクラブ/日本協会(18)
吉澤太一 32 レッドハリケーンズ大阪/日本協会(21)
古賀由教 25 ブラックラムズ東京 (13)
津岡翔太郎 28 コカ・コーラボトラーズジャパン/日本協会(22)
▼SDS
大内 練 25 スカイアクティブズ広島(1)
新野 翼 21 専修大
谷山隼大 22 埼玉ワイルドナイツ
昨年11月のパリ五輪アジア予選を勝ち抜いた後、昨年12月の福岡合宿では21人のスコッドで合宿をしたが、2024年に入ってからは概ね今回と同様のメンバー構成・人数で合宿を繰り返している。その間、1月にはUAEで、3月にはウルグアイで行われたワールドラグビー・チャレンジャーシリーズに出場。
これは来年のワールドシリーズ昇格を争う大会だが、日本はUAE大会で5位、ウルグアイ大会では10位と振るわず。4月はじめには香港セブンズと同時期の香港で行われた「メルローズシールド」に出場、香港、中国と3カ国で総当たり戦を行い2位に終わった。しかし、今回の熊谷合宿でもメンバーはほぼ同じ。サイモン・ジャパンはこのメンバーでパリ五輪まで突き進むのだろうか。
練習後にサイモン・エイモーHCが囲み取材に応じた。
16人のスコッドは全員「日本人」。サイモンHC「15人制の選手を6月までにセブンズに適応させるのは現実的ではない」
「今は16人のスコッドで合宿を繰り返しています。ケガ人が出ない限り、このメンバー、この人数で活動していこうと思う。日本の選手はセブンズの実戦経験が少ないので、大事なのはセブンズの実戦形式で練習して、経験値を高めること。これ以下だと実戦形式では練習できないし、これ以上の人数がいても難しくなる」