3月31日、埼玉県・熊谷ラグビー場Aグランドでは第22回全国高校選抜ラグビー大会決勝、桐蔭学園(神奈川)対東福岡(福岡)の試合が行われた。
優勝すれば史上初の大会4連覇となる桐蔭学園。2016年大会以来5年ぶりの優勝を目指す東福岡。試合は序盤から、東福岡が桐蔭学園の真骨頂でもあるカウンターラックでFWが相手ボールをターンオーバーし、トライを積み重ねた。
前半だけで5トライ。31-7で大きく桐蔭学園を引き離した東福岡。「疲れの部分はあった」(藤田雄一郎監督・東福岡)というように、前半から全開で攻めた分、後半、プレーの精度は下がった。桐蔭学園は前半途中からメンバー交代、さらに後半も早めの交代から息を吹き返す。