3月29日、埼玉県・熊谷ラグビー場Aグラウンドでは、第22回全国高校選抜ラグビー大会準決勝2試合が行われた。ベスト4に進出したのは、東海大大阪仰星、東福岡、桐蔭学園、大阪桐蔭の4校。前日の準々決勝からインターバルがない中行われた試合であるにも関わらず、2試合とも激しい戦いで勝利に対するプライドが感じられる素晴らしい試合となった。
第1試合 東海大大阪仰星 17‐46 東福岡
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花園大会でロスタイム18分を戦いあった両チームの対戦。「今去年のことは意識しすぎずに、ヒガシとギョウセイのクラブの関係性はあるが、本人たちの関係先はまだまだこれから作っていくものなので。」(湯浅大智監督・東海大大阪仰星)。
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仰星・FB穴澤の先制トライ
仰星が9分、FB穴澤開のトライで先制。先制を許した東福岡はFWがしっかりと近場のフィジカル戦でもゲインを切り、12分、PR島本京がトライを決め5-7とすると、フォワード戦での優位を生かして空いたスペースにBK陣がボールを運びゲイン。