28日、東大阪花園ラグビー場では第105回全国高校ラグビー選手権大会2日目、1回戦14試合が行われた。第1グラウンドの第1試合では聖光学院(福島)が花園初勝利を飾った。
他、松山聖陵、立命館慶祥、飯田、関西学院、山梨学院、高鍋、秋田工、目黒学院、倉敷、長崎北陽台、光泉カトリック、日本航空石川。流経大柏が2回戦に駒を進めた。
1回戦の試合結果(12月28日)
大会2日目・1回戦の試合結果は以下のとおり。
聖光学院 18-17 近大和歌山
松山聖陵 36-0 東海大静岡翔洋
立命館慶祥 20-7 仙台育英
倉吉東 0-82 飯田
関西学院 50-0 九州学院

近大和歌山

1点差で勝利した聖光学院

トライが遠かった東海大静岡翔洋

完封勝利の松山聖陵

立命館慶祥

立命館慶祥

関西学院も九州学院に完封勝利
★第2グラウンド
明和県央 20-36 山梨学院
盛岡工 7-41 高鍋
専大松戸 11-22 秋田工
高川学園 0-61 目黒学院

前半リードサれるも後半4トライで逆転勝利した山梨学院

山梨学院

明和県央

目黒学院は高川学園を圧倒、ロケティ

目黒学院
★第3グラウンド
倉敷 31-0 土佐塾
長崎北陽台 72-7 富山第一
光泉カトリック 106-3 山形中央
日本航空石川 42-17 北越
流通経済大柏 43-3 名古屋

長崎北陽台

長崎北陽台・田中俊毅

流経大柏

流経大柏

名古屋高校
2回戦の組み合わせは以下のとおり
第1グラウンド
佐賀工‐東海大大阪仰星
常翔学園‐桐蔭学園
筑紫‐聖光学院
松山聖陵‐高鍋
大阪桐蔭‐光泉カトリック
流通経済大柏‐國學院栃木
第2グラウンド
昌平‐尾道
慶應志木‐鹿児島実
山梨学院‐東海大相模
長崎北陽台‐立命館慶祥
飯田‐目黒学院
第3グラウンド
中部大春日丘‐大分東明
東福岡‐早稲田実
京都成章‐倉敷
秋田工‐御所実
日本航空石川‐関西学院
31年ぶりの出場だったが初戦勝利とはいかなかった専大松戸・小坂正明監督、伝統校の意地を見せて勝利した秋田工業。澤木堅一監督の試合後コメントを紹介する。
秋田工業(秋田) 澤木賢一監督

伝統校の意地を見せた秋田工業
ディフェンスがあまりよくなかったが、最終的に大きくゲインされることはなかった。ゲインバトル、接点はいかれることはなかった。要所、要所で止めてくれた。モールに対して対策されていた。もっと修正して、細かいことにこだわらないと通用しないなと感じました。FWは花園経験している選手はゼロなので、前のめりになってしまったのかな。BKはもっと展開してトライのシーンが見られると思ったが、望ましくなかったです。
――100周年の節目を迎えています
県民のみなさん、ラグビー関係者ならず、イベントなどをして盛り上げてくれたので、プレッシャーはあるとしても、それを励みに、喜びに変えて戦うことはできなかったかな。少し固かったかな。
専修大松戸(千葉第2) 小阪正明監督

専大松戸・FB三輪駿太
うちの選手たちは一生懸命、体を張ってやってくれた。小さくてもやれるぞというところを見てもらった。千葉県内だと底力を見せて勝ち上がることができたが、全国の壁は厚かった。接点の部分は秋田工業にも通用したかなと思います。週2回のトレーニング、個人でもトレーニングをやっている人もいたし、おにぎりの捕食も摂っていました。もともとは流通経済大柏にチャレンジするということで、町田部長とも話して体作りをしていました。
(イエローカードの後、PGは選手の判断?)点差が開かないゲームになると思っていたので、ミーディングでは点を取れるところで取っていくという話だった。
(31年ぶりの出場ということでかなりの数の応援が来ていました)みなさんに応援していただいて、選手たちは頑張ってくれた。感謝の気持ちでいっぱいです。

