気持ちを前面に押し出し、ハードワークに徹する真壁伸弥(LO・サントリーサンゴリアス)選手が、14日、現役引退することを、所属元のプレスリリースを通して発表した。2009年から11シーズン在籍、2015年ワールドカップにも出場。日本代表キャップ数は37。多くのプレーで多くのファンを感動させた。これまでの感謝の気持ちをこめて、RJ365で公開された中から厳選した「永久保存版・真壁伸弥ギャラリー」をお届けします。
お疲れさまでした! ありがとう!
「私の人生を潤してくれたラグビーとサントリー、そして家族に感謝しています。幸せでした。」
長い間、大変お世話になりました。シーズン開幕前というタイミングですが、現役を引退する決断をしました。『日本のラグビーをどうにかしないと』という元日本代表キャプテン(廣瀬俊朗)の言葉に惹かれ、魂を燃やしてきましたが、ロシアとの開幕戦の満員のスタジアムを見て、ラグビーに対しての気持ちはすっきりして、悔いはありません。
長く日本代表としてやってきて、大事な年にパフォーマンスが落ちた事には悔いもありますが、今回のワールドカップには選手とは違う立場で関わり、色々な方々とお会いして、自分のラグビー人生を多くの方に見てもらっていた事実を知れた事は、私にとって大きな財産となりました。今まで応援してくださった皆様には心から感謝しています。
今は未来へのチャレンジに対しての期待が大きく、今回のワールドカップイヤーで引退するというのは、自分の人生ではとても良いタイミングだと思っています。
そして、私の土台を作ってくれたサントリーには、何と表現して良いか分からない感謝の念しかありません。どこにいっても自分の居場所として心の中に据えていた「サンゴリアス」。クラブハウスとトレーニングルームは辛い思い出もありますが、自分の家のように思っていますし、ここでチームの歴史の一部になれた事は生涯の誇りです。
私の人生を潤してくれたラグビーとサントリー、そして家族に感謝しています。幸せでした。
真壁伸弥
サントリーサンゴリアス プレスリリースより
カッコいい!「永久保存版・真壁伸弥ギャラリー」