アオテアロア終了、チーム・オブ・ザ・トーナメント発表! | ラグビージャパン365

アオテアロア終了、チーム・オブ・ザ・トーナメント発表!

2020/08/18

文●大友信彦


6月13に開幕したスーパーラグビー・アオテアロアは15日に全日程を終了。クルセイダーズが見事に優勝をおさめた。18日、スーパーラグビーのWEBサイトにて、スーパーラグビーアオテアロアの「チーム・オブ・ザ・トーナメント」が発表された。

TJペレナラ

TJペレナラ

(選手名/チーム/年齢/代表キャップ数)

1 アレックス・ホッジマン/ブルーズ/27
2 コーディー・テーラー/クルセイダーズ/29/AB50c★
3 オファ・トゥウンガファシ/ブルーズ/28/AB35c★
4 パトリック・トゥイプロトゥ/ブルーズ/27/AB30c★
5 サム・ホワイトロック/クルセイダーズ/31/AB117c★
6 シャノン・フリゼル/ハイランダーズ/26/AB9c★
7 ラクラン・ボシェー/チーフス/25
8 ホスキンス・ソトゥトゥ/ブルーズ/22
9 TJペレナラ/ハリケーンズ/28/AB64c★
10 リッチー・モウンガ/クルセイダーズ/26/AB17c★
11 ケイレブ・クラーク/ブルーズ/21
12 ンガニ・ラウマペ/ハリケーンズ/27/AB13c
13 アントン・レイナートブラウン/チーフス/25/AB43c★
14 セヴ・リース/クルセイダーズ/23/AB7c★
15 ウィル・ジョーダン/クルセイダーズ/22

トップリーグ、パナソニックでも活躍したサム・ホワイトロック

トップリーグ、パナソニックでも活躍したサム・ホワイトロック

優勝したクルセイダーズとブルーズから5人ずつ選出された。うち、クルセイダーズはBKが3人、ブルーズはFWが4人と対照的な選出だった。ハリケーンズとチーフスから2人ずつ、ハイランダーズからは1人だった。

最年長はサム・ホワイトロックの31歳。最年少はケイレブ・クラークの21歳。オールブラックスのキャップホルダーは10人、昨年のワールドカップ代表は9人。ノンキャップ勢が5人。22歳以下の若手が3人だった。


シーズン中の「チーム・オブ・ザウィーク」もそうだが、ボールキャリー数やクリーンブレイク数、オフロード数、タックル数などスタッツを重視して選出する傾向があり、バッキングアップやコミュニケーション力など数字に表れない要素は反映されにくい。

実際、SNS上では「9番はTJペレナラではなくアーロン・スミスではないのか?」というコメントが多数書き込まれた。

惜しくも選外となった選手も含め、アオテアロアを盛り上げた多くの選手は29日の北島南島マッチに出場する。そこで、それぞれが実力を証明しようと全力を発揮してくれるだろう。29日の戦いが楽しみだ。

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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