スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズは4年目のシーズン初戦を迎えた。16日、シンガポールでシャークスと対戦し10−45と大敗を喫した。トニー・ブラウンヘッドコーチとなって初戦。ディフェンス部分での課題が浮き彫りとなった。次週は秩父宮での試合。相手はワラターズ、厳しい戦いが予想される。
ヒトコムサンウルブズ クレイグ・ミラー共同キャプテン試合後コメント
とっても残念です。シンガポールでプレーするのは好きなのでファンの前で勝てなくて残念。次週は東京なので頑張りたい。最初の25分はフィジカルは良かったと思うけど、徐々にディシプリンが悪くなってきて、そうなると相手はセットプレーが強みなのでモメンタムを作らせてしまった。
規律の面は非常にワラターズ戦では大事になってくると思います。こちらが反則をしてしまうと相手にイージーな試合になってしまう。これからビデオを見てレビューしたい。
ヒトコムサンウルブズ スコット・ハンセンヘッドコーチ代行
今日の試合では、シャークスのことを誇りに思います。今シーズンのスタートとなる試合でしたが、これが現在の我々の実力だと思います。細かく分析すると選手一人ひとりの動きは良かったと思います。ディフェンスのところは特に素晴らしかったです。
一人ひとりがしっかりとコミュニケーションをお互いに取っていました。しかしいくつかのところでプレッシャー受けてしまい、うまく機能しませんでした。今回の失敗をポジティブに受けとめ、ここから成長しなければいけません。
ゲームの中で早いテンポでボールを動かすことは我々のラグビーです。しかしミスを犯さずテンポを保つようにするためには、まだ時間はかかると思います。毎週練習を重ね、プレッシャーの中でもしっかりとそれを発揮できるようにしなければいけません。今日の試合は我々にとって成長する大きな機会になりました。
(トンプソンルークがデビューしたことについて)彼はポジティブな影響をチームにもたらしてくれていると思います。彼のリーダシップの経験は本当に評価したいです。ハードワークを通してくれ、予想以上の働きをしてくれています。素晴らしいクオリティの選手です。