ヒトコムサンウルブズ完敗・8トライを喫し参戦後初の零封で敗れる | ラグビージャパン365

ヒトコムサンウルブズ完敗・8トライを喫し参戦後初の零封で敗れる

2019/04/26

文●編集部


26日、スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズはハイランダーズと対戦。FWで圧倒したハイランダーズがボールを支配。さらにオールブラックス82キャップのSHアーロン・スミスがキック、ロングパスで翻弄。サンウルブズのミスタックルで次々とゲイン。トライを積み重ねていく。ホームのサンウルブズは後半、ウルフパックから合流したHO堀江翔太、攻撃のテンポを変えるためSH茂野海人を投入するも、ハイランダーズの厳しいプレッシャーでミスを連発。プレッシャーの中で思うようなラグビーをさせてもらえずノースコア。結局、8トライを決めたハイランダーズが0-52で完勝。サンウルブズはスーパーラグビー参戦後、初の零封を喫した。

「メンタルの準備が不十分だった」ヒトコムサンウルブズ、トニー・ブラウンヘッドコーチ

――この一週間の準備で後悔することがあれば

まあすべてですね(苦笑)。自分たちが100%の準備ができていないとNZのチームに50点差をつけられてしまう。メンタル的に準備が不十分な部分があった。



――相手に流れがいった展開でしたが、ハーフタイムにメンタル以外でどう打開するよう指示をしましたか?


前半の40分は、ブレイクダウンのノミネート、スクラム、フィジカル、コンタクトエリア、あらゆるシチュエーションで相手に負けていた。自分たちのゲームをしよう、ボールをスペースにしっかり運ぼうと話をしました。


――メンタルの準備不足という部分でなにか原因となるものは?疲労とか。


スーパーラグビーはとてもタフなコンペティションです。毎週ベストなコンディションで試合に挑むことは本当に難しい。今日は平均以下のパフォーマンスでした。ただ、来週、私達にはチャンスがあります。レッズとしっかり戦って、自分たちは強いチームであるということをファンの皆さんにも証明したい。


――今週ウルフパックからチームに合流した選手もいました。彼らのパフォーマンスと今後そういった合流する選手が増えてくると思うが、どんな準備が必要だと想定しているか?


(堀江)翔太や、(田村)優はとてもいいプレーをしたと思います。フレッシュな選手がチームに入ってくることはチームにとってもいいこと。次に誰がくるかわからないですが、しっかりと準備をしたい。23人ベストなメンバーを選んでいきたい。

「すべてのパフォーマンスでベストではなかった」トンプソン ルーク ゲームキャプテン

――序盤スクラムで劣勢な状態から、試合中に修正することは難しかった?


スクラムは試合を通じて少しずつよくなっていったと思う。ただ、今日はスクラムだけでなくセットピースがよくなかった。いいボールがだせないといいラグビーができない。フィジカル的にも負けていました。


――タフな展開でしたが、あえて今日の試合で日本代表にとって次につながることがあるとすれば?


私達はサンウルブズであって、国の代表ではありません。毎週毎週、サンウルブズに集中しなければならないと思っていまう。学んだという点では、NZのチームを相手に、自分たちがベストでなければ50点差をつけられてしまうということ。サンウルブズはスロースターターなのでこういう試合になってしまった。来週は違うレベルで戦いたい。

――今日はハンドリングエラーが多かったが…


まだレビューをしていないのでビデオをみてからになると思いますが、正直今日のパフォーマンスはすべての部分でベストではなかった。ハイランダーズに受けてしまいました。自分たちの準備をして、次のレッズ戦にむかいたい。

「ボスアヤコの『スペースを奪う』ことにフォーカス」ハイランダーズ アーロン・メイジャーヘッドコーチ

――サンウルブズの分析もしていたと思うが、実際に戦ってみてどうだったか?


この一週間、とても良くサンウルブズについて話し合いをしました。サンウルブズについては危険なチームと認識してかなりくるんだろうと予想していました。話は違いますが、この一週間、日本の皆さんに素晴らしいおもてなしを受けて快適に過ごすことができ、ベストなパフォーマンスを出すことができました。そして相手をゼロに抑える最高な試合となりました。

――サンウルブズの12番(ボスアヤコ)はどう思いましたか?


あのビッグボーイ? 先週のハリケーンズ戦でのパフォーマンスを見ていました。ハードランをたくさんしていましたので「彼からスペースを奪う」ということにフォーカスしていました。FWのセットピースでのディフェンスがうまくいったことでスペースを与えなかったと思います。


――ハイランダーズには若いファンもたくさんいますが、今日の秩父宮の雰囲気は?


素晴らしい雰囲気でしたね。試合を食い入るように見ていました。私達も多くのファンがいますが、いつも誇りにおもっています。サンウルブズのファンも熱狂的で「スーパーラグビーのファン」だと思うよ。

「サンウルブズのアタックの勢いを止めることができた」ハイランダーズ ルーク・ホワイトロックキャプテン

――サンウルブズは多くのハンドリングエラーをしましたが、ミスがほぼありませんでした。


確かに、私達はいつも屋根のあるスタジアムでプレーをしているので雨の状況は慣れていなかったです。この一週間、選手たちはスキルの部分で頑張ってくれました。今日の試合は、ボールを動かすことにフォーカスして準備していましたが、その部分が機能していて勢いを活かすことができました。



――ブレイクダウンでのターンオーバーも多かったです。


サンウルブズは、いいアタッキングをするという分析がありました。特にファーストフェイズとセカンドフェイズから勢いがあるので、そこはFWのセットピースにおけるディフェンスが機能していたので自分たちがいい状態でボールを獲得することができていました。

「我々のFWがファイトして早くボールをだせた」ハイランダーズ、アーロン・スミス

ハイランダーズとサンウルブズは、互いに素早いプレーをする似ているスタイルだが、今日違ったのは、我々のフォワードが(ファイトして)早くボールを出せたことだ。フミアキはワールドクラスの選手で、パススキル、パッションを尊敬している。そして、パーカーやエメリーとプレーできて嬉しい。

「とにかく必死でやっているだけ」サンウルブズ、山中亮平

今回はコンタクト、フィジカルといったラグビーの大事なところが前半できていなかった。個人のスキルのミスだったりが多かった。(首は)むち打ちみたいになった。脳しんとうにはなってなかった。


(思いっきりいいプレーが多かったが)心がけているのは、あまり迷わず、決めたら行くというか、ボール持ってランするならランする。中途半端なプレーはしないようにしたい。(後半、優からのパスで突破した)ディフェンス被してきたので、中に入って、やってきたことが上手くいった


(今日の試合は)悪くはなかったが毎試合、波がないようにというのは意識しているし、出来てきたかなと思います。


(メンタルが上手くいっている?)ジェイミーが2月から『一貫性』と言っている。アタックもディフェンスも一貫性が求めているのはで、それが試合でも意識しないといけないし、練習中からも意識している。毎試合同じプレーをすることを意識している。


(昨年、神戸製鋼からそう?)ウェイン・スミスの影響はずっとある。神戸製鋼でも去年からやっているので。そこでも意識してずっとやっている。


(ブラウニーは準備不足と言ってが)・・・1対1、ブレイクダウンのところで激しく行けなかった。根本的なところが足らなかった。ディフェンスは良くなかった。後ろから受けていた。1対1になるから前に行かれていた。組織的にもう少しできたところもあったなかと思います。


(安定感あるが)毎試合必死にやっているだけ。思いっきりやっているだけ。つながっているかなと。中途半端なプレーはしないでおこうといのが上手くいっている。決めたこと、自分の役割をやりきることを明確にしているので、プレー自体がよくなってきた。

申し訳ない。自分たちの未熟さを知らされた。小さいミス、ハンドリングミスで向こうにペースを与えてしまった。ハイランダーズは強かったです。アーロン・スミスはいいリードをして素晴らしかった。セットピース、コミュニケーション、取られた時の切り替えが課題です。


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