HEROES2019 山沢拓也(深谷高・SO) | ラグビージャパン365

HEROES2019 山沢拓也(深谷高・SO)

2012/04/25

文●大友信彦


4月17日の「ジュニア・ジャパン」初練習。京都からかけつけた松田力也(伏見工)とともに、熱い視線を浴びていたのが山沢拓也だ。

深谷高1年で出場した一昨季の花園で、伸びやかなラン、爆発的な加速でトライを量産。一躍注目の存在となり、大会後には高校日本代表候補合宿にも招集された。今春は、高2で高校日本代表に選ばれイタリア・フランス遠征へ参加。春の選抜の後には、伏見工の松田、東海大仰星の湯本睦とともに、飛び級でU20日本代表候補合宿にも招集された。2016年リオ五輪に向けタレント発掘を目指すセブンズアカデミーでもすでに常連だ。

そんな未来のヒーローも、ジュニア・ジャパン最初の練習を終えると、顔をしかめた。

「(印象は)キツかったです。選手はみんな、体つきから背の高さから、『全然違うな』と思いました」最初に行われた、グラウンドを縦に5往復する1000m走測定では、1往復目こそトップ集団について行ったが、徐々に離されていった。

「ショックはありますけれど、自分的にはわかっていたことで。まだ体力が足りないことは自分で分かっていますから」

あくまでも謙虚な姿勢。そのもとには

「僕はラグビーを初めてからの時間が短いですから、ここに呼ばれている人たちに比べたら、知識も実力も全然足りないですから」という自覚がある。

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