19日、NTTジャパンラグビーリーグワン、ファイナルに進出した埼玉パナソニックワイルドナイツとクボタスピアーズ船橋東京ベイが前日会見を行った。ロビー・ディーンズ監督、坂手淳史キャプテン、フラン・ルディケHC、立川理道キャプテンが明日の一戦への意気込みを話した。
埼玉パナソニックワイルドナイツ ロビー・ディーンズ監督
この決勝戦の舞台に来られたことも大変うれしく思います。この1年間チームとしてワークを積み重ねてやってまいりました。その集大成をベストな結果につなげていきたい。明日の試合で体現したいと考えています。
――スピアーズのやりたいことをやらせないためには?
こういう大きな試合になるとセットピースが重要なキーポイントになってくると思います。
ボールをピッチのどの位置で持つのか、どの時間帯で持つのかというのが勝負の分かれ道になると思いますしポイントになることは間違いないでしょう。この2つの点が大きく(勝敗に)影響してくるのでベストを尽くしたいですね。
クボタさんは近年非常に成長著しいチームだと捉えています。彼らのこれまでの成長の軌跡を考えると明日の決勝に彼らが残っているというのは決して偶然ではないと思います。その上で我々はクボタさんに対してしっかりとリスペクトを持って戦いたい。
――スーパールーキーが対面で対決します。多くのファンが注目していると思います。長田選手のここまでの評価
長田選手は、非常に質の高い選手だと思っています。間違いなく今シーズン、リーグワンの試合に出場することを我々も予想していましたし、その期待に十分応えてくれました。リーグ戦の序盤に彼に数週間後に試合の機会を与えるので準備してほしいと声をかけました。すると、選手の負傷により次の試合に出場するチャンスが訪れました。その試合でデビューを飾ってから彼はその後全ての試合に出場し続けています。さらに、1つのポジションだけでなく、3つのポジションをカバーしていて、チームに欠かせない選手となりました。