28日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは敵地に乗り込み、埼玉パナソニックワイルドナイツと対戦した。前半、ワイルドナイツのプレッシャーから3‐20とリードされて折り返した後半、試合の中で修正し次第に流れを引き戻すと、LOブルブリングのトライから3連続トライで逆転するも、勝負どころでペナルティを犯し、PGを山沢京平に決められ逆転負け。開幕2連勝とはいかなかった。試合後のフラン・ルディケHC、ファウルア・マキシキャプテンのコメントを紹介する。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ フラン・ルディケHC
本当に毎回来るたびにいいスタジアム施設で、関係者の方のエナジーも感じ、毎回本当に来て嬉しいスタジアムですね。試合のところで言うと、前半は特に前に出ることができなかった。自分たちで自滅していて、ペナルティーを重ねてコントロールできずにミスをして、さらにカードが出ていて、前半は追いかける展開でした。 ペナルティーのところで、やっぱり接点だったり、ブレイクダウンの精度っていうところがあったんですけど、ハーフタイムに選手たちが解決策を見つけてくれて、後半は自分たちのラグビーができたんで、今後もこれからの試合もそういう自分たちのラグビーができるように続けていきたい。
後半もポジティブな要素がかなり多かったんですけど、やはり学びもありました。ただ、特に最後の2分間ぐらいはどっちに転がってもおかしくないような試合でしたし、ラストプレーのところもプレッシャーかけきれずにっていう形ではあったんですけど、さっきも言ったようにポジティブなあの様子も多かったですし、シーズンも長いので引き続き戦っていきたいと思います。
――今日負けてしまいましたが、非常にこう一年目の若い選手がトップのチームで活躍した。
そういうふうに言ってみてもらえて、そういう若手の選手がずっと見てもらえて嬉しいです。彼らは才能のある選手。日本で本当に一番才能があって獲得している選手なので、廣瀬選手とか。 山田響選手だったり、彼らもプレシーズンでいいパフォーマンスだったのでチャンスを与えた。こういういい相手との試合でああいったパフォーマンスができたところ、本当に良かったと思うし、全体として、みんなが本当にいい貢献をしてくれてると思います。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ NO8ファウルア・マキシキャプテン
自分たちが前半でパナソニックにプレッシャーかけられて、そこで自分たちのやりたいラグビーができなくて終わってしまったので、ハーフタイムでしっかり修正して、自分たちがやろうとしてるラグビーを出せたかなと思って、そこはポジティブですね。次に出すことが大事なんで。
――後半はマークス選手たちが出てきて勢いがついているように見えたんですけど、そのメンバーチェンジの後でどんな感触を感じてますか?
インパクトプレイヤーはすごいインパクトしてくれるっていう自信はあると思うんで、そこは入ってきた時にあのギアアップとか、すごい勢いのあるプレーをしてくれたんで後半のところですごい見えたかなと思います。
―― 最後のアタックの時は?
すごい難しいところだったんですけど。 自分たちのアタックプランを信じて、それをやるだけ。でも、うまくいかなかったけど。 そうそう、そのまま終わってしまったことがちょっと悔しいかなと思ったんですけど。
――最後の逆転を許したペナルティのところは
ちょっとアンラッキーなところもあって、自分たちがそこはコントロールできないので、まずは自分たちがコントロールできるところをやるべきだと思ってます。