2月25日、NTTジャパンラグビーリーグワンは第7節、3勝3敗のコベルコ神戸スティーラーズはアウェイでリコーブラックラムズと対戦した。雨のコンディションで互いにハンドリングミスがあったが、神戸はCTBナニ・ラウマペのトライで先制。ブラックラムズもディフェンスに苦しみながらも常にリードする状況で試合を進め27-17で勝利し勝点19、6位に浮上した。試合後デイヴ・レニーHCとブロディ・レタリック共同キャプテンが取材に応じた。
コベルコ神戸スティーラーズ デイヴ・レニーHC
結果についてはハッピーです。難しい天候の中でしたけど。キックは本来の自分たちのプレーよりも多かったと思います。試合の多くの時間でしっかり良いディフェンスができたと思います。ドミネイトの部分でもこういう天候の中でしたが圧倒することができました。
プレッシャーを与えることができましたが、それをしっかりポイントに変えることが出来なかったですけど、今日はこういう形で勝ちで終えることができ良かったです。
リコーさんは今順位が上の方ではないかもしれないですけど、順位よりも力をもっているチームであるということは自分たちもわかっているという話をしていました。からの大きなボールキャリアも多い中で自分たちは接点の部分で止まっては駄目だとという話をしていて、結果そういう部分がしっかりとできていたのでボールも出すことができていましたし、正しいエリアでプレーをすることができました。
ーー今イメージしているどおりのチームになってきているか
チームとしては去年9位のチームだったので、課題がたくさんあるチームというのはもちろんわかってチームをスタートしています。コンディショニングやフィットネス、ゲームの中でのエリア、スキルセットであったり、ゲーム理解の部分であったり、ハードワークだったり、すべてのエリアで成長させようと取り組んできています。
その中で自分たちとしては今、トップ4に入る位置に何とかたどり着けるかどうかが、今、焦点になっています。東芝とパナソニックについてはこのままシーズン最後までいかれる可能性は高いと思うので、そうなってきたらトップ4に残された枠は2つしかない。
なので、これからの数週間というのが自分たちにとってすごく重要になってくると思います。
ーーどのエリアを強化していきたいか
簡単にいうと土曜日、マッチデーにどれだけ一番のパフォーマンスを出せる状態にもっていけるかというところだと思っています。すべてのエリアはまだ成長させている途中だと思っています。負けていないチームには負けていない理由があるので、これまでどおり成長を続けることだと思います。