21日、前節で全勝記録が途切れた、首位、埼玉パナソニックワイルドナイツは、5位の東芝ブレイブルーパス東京と対戦し、序盤からボールを大きく動かし3トライで前半をリードして折り返すと、後半も相手にトライを許してもすぐに取り返し、流れを渡すことなく80分を終える見事な戦いぶりで34-22で快勝。今シーズンを15勝1敗という素晴らしい成績で終えた。13日のプレーオフに向けて、ロビー・ディーンズHCは「これからの2週間というブレイクは新しいチャレンジになる」と連覇に向けて抱負を語った。
リーグ戦全試合終了したということで、良い締めくくりだったと思います。選手たちの働きを誇りに思いますし、プレーオフに進出できたことは本当に喜ばしいことです。この結果は決して軽んじていいことではないと思います。今日の試合のように(プレーオフへ)進出できないチームも出てきますから。
また、あまり出場機会のなかった選手たちに出場の機会を与えられたということはすごくポジティブなことだと思っています。
ここから決勝トーナメントが始まりますが、選手たちはここまでハードワークしてくれましたし、このために鋭意努力してくれてきたと思います。
――チームの勢いを取り戻せたゲームだったのでは。どういう部分に満足していますか。
自分たちがどうやって立て直すのかということに重きをおいていました。そしてポジティブなプレーができていたなというふうに感じますし、その上、結果を出すことができていました。我々はすでにプレーオフを決めていて、相手は進出決まるかどうかというような状況で、そういうチームと戦うことで、今日の試合はすごく難しい試合になるなと思っていました。ただ、選手たちは自分たちでしっかりと立て直すことができていました。