20日、ここまで首位を走る埼玉ワイルドナイツは、ホーム・熊谷に三重ホンダヒートを迎えた。大幅にメンバーを入れ替えたワイルドナイツだったが、今シーズン初出場となった、HO島根一磨、PRダニエル・ペレズ、FB山沢京平らがしっかり役割を遂行し、選手層の厚さを見せた。
この試合でゲームキャプテンを務めたLOエセイ ・ハアンガナが2トライを決めるなど、10トライを決める猛攻で70-12で大勝。スーパーラグビーのチームとのクロスボーダーマッチを挟むため一時中断となるリーグ戦を前に6戦全勝。勝ち点も29とした。
試合後、ロビー・ディーンズ監督は「選手たちのパフォーマンスをとても嬉しく思っています。色々と交代などもありましたが、自分たちのパフォーマンスをやったことについて本当に良かった。中でも今回キャプテンを務めたLOエセイ・ハアンガナをとても誇りに思います。キャプテンに指名したら、毎回2トライ取ってくれるのであれば引き続きキャプテンに指名していかなきゃいけないかな」と冗談も交えた。
そのゲームキャプテンを務めたハアンガナは「今日のチームを誇りに思います。今回チームのキャプテンを本当に光栄に思うんですけれども、どちらかというとチームの方が私を引っ張ってくれたかな」と話した。
チーフスとのクロスボーダーマッチについて、ロビー監督は「とてもユニークな機会だ。ですが、自分たちはリーグワンが最優先事項だと思っています。選手たちの状態を確認してからいい選手たちを選んでいきたい。(チーフスは)昨シーズン、リーグ戦を1位で通過したにも関わらず、クルセイダーズに決勝で敗れました。