東京サンゴリアス、ダミアン・マッケンジー入団会見 | ラグビージャパン365

東京サンゴリアス、ダミアン・マッケンジー入団会見

2021/12/22

文●編集部


21日、リーグワン・東京サンゴリアス(以下、東京SG)に入団したNZ代表・ダミアン・マッケンジーが入団記者会見を行った。会見には、田中澄憲GMも同席し、クラブとしての目標、ヴィジョン、ダミアン入団の経緯などを話した。

東京SG 田中澄憲GM

リーグワンに向けたチームのコンセプトをお話したいと思います。チーム名は東京サンゴリアスに変わりました。日本ラグビー界を牽引する存在であるとともに、東京から世界に伝えるクラブでありたいと思います。そのために日本のチャンピオンであり続けなければならないと思っています。世界の強豪クラブと対等に戦えるクラブを目指して活動して参りたい。

我々のヴィジョンは、ファン、パートナー、ステークホルダーに我々と同じ夢を追いかけてもらい、勝利にこだわり戦う姿勢で勇気や希望を届けたい、環境を整えたいと思い、「Dream with us」と掲げました。強く愛されるチームを作っていきたいと思っています。


そのためにも5つのミッションを掲げています。日本のチャンピオンであり続ける、リードする、貢献するというアイデンティティーを大切にしていきたい。我々らしさは、ラグビーのスタイルであるアグレシッブアタッキングラグビーをしっかり貫き通して勝利をもぎ取っていきたい。

あとはラグビーを通じて、地域社会の課題改善に貢献していきたい。地域の活性化にも貢献していきたい。人が育つクラブでありたいと思っています。世界、社会で活躍する人材を輩出していきたいと思っています。

東京SG ダミアン・マッケンジー

こんにちは、私はダミアン・マッケンジーです(日本語で)すごく日本に来られて嬉しく思います。ここ数週間、嬉しい時間を過ごせていますし、サンゴリアスで新しいリーグでプレーできることが楽しみです。


――世界を見据えたビジョンをお持ちですが、高いプロ意識がありますが、リーグワン開幕します。 


田中GM 我々、チャンピオン目指していくことは変わりないですが リーグが新しくなり
ホストゲームの運営、パートナー企業との協業はこれまでなかったことになります。新リーグでいうと、収益性、事業性を高めていかないといけない。これは本当に我々、初めてのチャレンジで、今まではリーグや協会にオーガナイズしてもらったものから、自分たちでやっていく、収益を上げていくことは新しいチャレンジです。ここは計画をもってやっているが、やってみないとわからないです。

――選手たちの変化は?


田中GM ラグビーという競技のステータスを上げていきたいという気持ちは選手から感じます。ラグビーを通じた地域活動をはじめていますが、そこに関して選手の積極性は今までなかったものになっています。


――マッケンジーを獲得した理由、期待について


田中GM 「東京から世界へ」と掲げているので世界に認知されるクラブになるというところで『世界のトッププレイヤーがサンゴリアスでプレーする』というのは一つしなければならないことだと思っています。我々のスタイルは、アタッキングラグビーのスタイルなので(ダミアンの加入で)さらに進化が期待されます。

日本のラグビーファンがダミアンが加入することによって、単純に見てみたいこともそうですし、日本人は世界と比べると小さい、フィジカルで劣る部分があるが、ラグビーが大型化しているという中で、ダミアンは決して大きい選手ではないが、世界のトップで活躍しています。そういう選手が、ラグビーをやっている子どもたちが、間近で見られるのは勇気をもらえると思います。

――177cmながらオールブラックスで活躍できる秘訣は?


マッケンジー 自分の体がそんなに大きくはないというところで、いろんなチャレンジがあります。激しい接点、フィジカルコンタクトの部分はできるだけ避けないといけない。そういう意味でも自分のプレー、日本でもプレーされているスタイルだが、速い展開、ステップを使ったり、自分のスタイルのラグビーを築けているから活躍できていると思います。


――日本でプレーする理由は


マッケンジー チーフス、オールブラックスでも日本に来る機会があって、そこで日本の人々の温かさ、優しさを経験し、すごくいい印象を持っていました。日本の食事はすごく 好きですし、日本でプレーするのは時間の問題だったかなという風に考えています。サンゴリアスでプレーしていたバレットのプレーも見ていましたし、日本でプレーされる速い展開のラグビーが自分に合うと確信していました。

日本に来られて、チームメイトとの時間はまだ短いですが、いい時間、いいトレーニングができていて、いい思い出も作っていけると思います。目標としてはリーグワンの初代チャンピオンになることを達成したいと考えています。

――昨年、サンゴリアスでプレーしたボーデン・バレットからのアドバイスは


マッケンジー 彼のおかげもあって、いろいろ相談もさせてもらって、すごく日本行きを勧めてくれた。話を聞いていてもクラブに対してポジティブな話しかなかった。素晴らしい選手そろっているし、マネジメントもしっかりしているクラブなので、いい印象しか持たずに、自分の決断としては楽にできました。


――ラーメンは食べた?


マッケンジー ラーメンすごく美味しいね!(日本語で)。日本食がすごく好きなので、すごく楽しめてるかなと思います。


――サンゴリアスの選手で注目している選手は


マッケンジー チームの中で、まず外国人選手は(ショーン)マクマーンとはU20で対戦しました。レッズの(サム)ケレヴィとも対戦したことがあります。サンダースはクルセイダーズにいたのでチーフスで戦っていた。その選手たちと一緒にプレーすることは非常に楽しみにしています。日本人で一緒にプレーするのが楽しみなのは(中村)亮土、流になります。今季、彼らと一緒にプレーするのを楽しみにしています。

流はスピードもあるし、パスもうまく、ゲームマネジメントもすごく上手い。チームに対するリーダーシップもある。亮土に関しては素晴らしいリーダーシップ発揮していると感じていますし、チームから尊敬されていると感じている。亮土は非常に強い選手でサイズもある。彼とケレヴィのCTBコンビを組むと思うので、すごく相手チームにとっては脅威になるのではないか思っています。リーダーシップが非常に素晴らしいと感じています。NZのチームも参考になるくらい、リーダーシップをフィールド内外で発揮しているのは本当に素晴らしい。


―――ストロングポイントとファンに見せたいプレーは?


マッケンジー 特にサンゴリアスがプレーするアグレッシブアタッキングラグビーのところで、自分も時間とスペースがあるところのプレーが得意なところなので、フィールドのどこからでもアグレッシブにアタックできるところをファンのみなさまにお見せできたらいいと思います。

――「微笑みの貴公子」と日本では


マッケンジー その呼ばれ方をされているのであれば、すごく嬉しく思います。自分からは「ダミアン」「Dマック」と呼んでほしいかなと思います。


――リーグワンへの意気込みは


マッケンジー (色紙に)新リーグで初代チャンピオンになると書きましたが、まず日本で楽しい時間を過ごしたいし、チームメイトとの友情、文化もいい経験できればなと考えています。リーグワンのチャンピオンになるためにはできることすべてやりたい覚悟で書かせていただきました。



――SO、FBのどちらでプレーしたいか?


マッケンジー SOをプレーするのが自分の希望ではあります。その理由としては自分のスキルの部分で、日本のコンペティションの中で、10番として自分の能力を一番、発揮できるかなと思っているからです。もちろんチームファートに考えないといけないので、チームがFBを求めればプレーすると考えています。


――チーフスで一緒にプレーしたリーチとはコンタクト取りましたか?


マッケンジー 素晴らしい人間で日本のラグビー界ですごく尊敬されている選手です。先週末、東芝さんと練習試合して、また彼に会えることができて、オープニングマッチで東芝さんと試合することになるので、彼とも今後、連絡を取り合いながら日本の生活を楽しめたらと思います。


高速パスを通してトライを奪う場面は会場を大いにわかせた。

高速パスを通してトライを奪う場面は会場を大いにわかせた。

――マッケンジーをどういうプレーを期待して獲得したのか


田中GM 一つは我々のアタッキングラグビーに一番フィットする選手じゃないかと思いますし、アタッキングラグビーのさらなる進化ということを期待しています。あとは日本のファンのみなさんを競技場に足を運ばせたいというのもあります。ポジションに関してはリーグはタフなスケジュールになりますので、どこのポジションというよりか、試合のコンディションでベストなコンディションの選手が出ると思うので、そこはヘッドコーチの考えだと思います。SOもFBもレベルの高いパフォーマンスをこなせる選手だと思うので、そこは期待したい。


――23年ワールドカップにどうつなげていくか?
マッケンジー リーグワンでプレーするのは新しいチャレンジですし、スーパーラグビーと特に違うところはフィジカルのところが違う。よりスピードのはやい展開のラグビーと認識している。そこに、いかにフィットするかにしっかりフォーカスして、1シーズン、しっかりフォーカスした上で、そこで学んだことをNZにもってかえって、23年W杯のスコッドに入っていけるように成長できたらなと考えています。


――マッケンジーの契約は1年?  


田中GM 契約の期間は今のところ1シーズンです。


――世界のトップ選手を今後も獲得していくのか?


田中GM 我々のコンセプトとして、界のトッププレイヤーがることによって、いい日本人選手も入団してくれていますし、そういう選手と競争して成長していく相乗効果があると思っています。そこは変わらず、一流の選手がサンゴリアスに入ってくることは変わらないと思っています。

これから競技レベルもそうですが、日本のファンのみなさんが見に行きたいというところが大事かと思っています。なるべくそこには、お金もかかりますが、その分、稼ぐところ稼いで、しっかりチームが持続可能な形にできるようにしていきたい。


――チーフスの時、日本でプレーしたときのラストパスが速くて驚きました


マッケンジー とにかく練習することだと思っています。自分は小柄な方の選手なので、フィジカルな部分をできるだタックルをうけないように避けないといけないし、ステップの使い方、速い展開でプレーするところを磨いてきている。その中の一つで速いパスを投げないといけない場面が多いので練習で常に磨いてきている。

高校高学年の頃から、スーパーラグビーでプレーするころには、はやい展開のラグビーやフットワークのところ、パスの部分で、高いスキルをもっていないと、そのレベルでプレーできないと認識していたので、その頃から一生懸命、磨くようになっていった。

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