ワイルドナイツはサンゴリアスの大一番に快勝。この試合でMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたのはSO松田力也。開幕節以来の先発、すべてのプレイスキックを決め、後半は山沢拓也への絶妙なキックパス。さらにディフェンス面でも相手のフィニッシャーであるテビタ・リーにスペースを与えなかった。ケガから復帰を果たした現在のコンディションとワールドカップへの思いを試合後に聞いた。
――MOMの感想は?
そうですね。僕じゃなくて、僕の中ではダミアン・ディアレンデなんで。本当にキックを決めて得点したというところに関してのマンオブザマッチかなと思います。ダミアンのような世界的な選手が一緒にいてやってくれるのですごく心強いですし、今日はほんとうに誰が獲ってもおかしくなかった。もらえたのは嬉しいんですけど、次節につなげていきたいなと思います。
――山沢選手へのキックパスも良かったですね。
前半、敵陣でスコア出来ない時間もありましたが、あそこが開いているなというのはカナンじていたので、もしチャンスがあればという話をしていて、その時間がきて「行ける?」って聞いたら「行ける」というコミュニケーションがあって、同じ画を見ることができてよかった。
――前半のシンビンが出たときのマネジメントについて
15人であるか、14人であるかってすごく大きな差がある中で、これまでもたくさんそういう経験をしてきましたし、うまく時間を使いながら、(退場したのが)WTBだったので、アタックのサインを避けるようにしてしていました。