第9節でここまで全勝で首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、2位に浮上したコベルコ神戸スティーラーズ。前節の東芝ブレイブルーパス東京に続き、ワイルドナイツにも勝利。昨シーズンのトップ4入りした2チームから勝ち星を獲得。チームは好調をキープしている。
試合後にブロディ ・レタリック共同キャプテンと先制トライを決めたHOアッシュ・ディクソンに試合後話をきいた。
コベルコ神戸スティーラーズ LOブロディ ・レタリック

ブロディ ・レタリック
今日は本当にすごくいいラグビーができた1日でした。前半はアームレスリングのような展開でどちらが腕を折ってもおかしくないような状況でした。2トライをポンポン取られたときは、こぼれたチャンスを拾って取り切るという部分でパナソニックさんのラグビーというのが出たかなと思います。後半は改めてフィジカルの部分でしっかりとゲームの主導権を握ることができた。総括としては良かったと思います。

アントン・レイナードブラウン
――フィジカルバトルはこの試合のキーポイントの一つだったですね。
そうですね。前半はブレイクダウン(接点)の攻防でもう少しうまくやれた部分があったと思います。後半はボールキャリアのフィジカリティが安定したことでクリーンアウトが用意になり、そこを足がかりに良い展開をつくることができました。
――ハーフタイムはどんな指示を?
ブレイクダウンで制することについて話をしました。もちろん、接点は彼らの強みでもありますが、同時にキック合戦で優位に立つことも重要でした。特に後半の立ち上がり15分から20分にかけては敵陣の深い一で自分たちのラグビーをしっかりと展開できたと感じています。

ミスが続いた状況でブロディ-・レタリック共同キャプテンが全員を招集しチームを引き締めた
――後半26分に全員を集めてハドルを組みました。どんなメッセージを。残り10分どう戦うかなど伝えたか?
あの時はラック周辺での細かなミスやノックオンがいくつかあり、相手にチャンスを与えてしまいました。ですので、スコアボードの数字は氣にせず、とにかく『次の瞬間のプレー』を確実に遂行すること、そして敵陣でのプレーを妨げるようなミスをなくていこうと話しをしました。
――一貫性についてチームの成長具合は?
正直なところ、今の状態はかなり良いと感じています。これで8連勝ですし、この2週間はトップ4に入る強豪2チームとの対戦に勝利しました。今のチームには安定感(一貫性)がありますし、相手にプレッシャーをかけ続け、ここぞという時にしっかりと得点を重ねることができていると思います
コベルコ神戸スティーラーズ HOアッシュ・ディクソン

アッシュ・ディクソンのトライ
――トライについて
あの場面はモールがうまく機能したのが大きかったと思います。相手はモールを止めるために人数を割く(ディフェンスを寄せる)か、さもなければ中央をそのまま突破されるかという2択を迫られていました。その結果、中央に少しスペースが生まれたので『今がチャンスだ!』と思って勝負を仕掛けました。こういうプレーはうまくいくときもあれば、そうでもない時もありますが(今回はうまくいきますね)
――ラインアウトについて
ラインアウトは本当にうまく機能していたと思います。前半は11回ありましたが、パナソニックの質の高いラインアウトディフェンスを相手に、すべて安定してキープすることができました。

彼らはかなりプレッシャーをかけてきましたが、チームとして非常に落ち着いて対処できたことを誇りに思います。おかげで、ラインアウトを攻撃の起点にして、BKにチャンスを供給することができたと思います。
セットピースが安定していないと試合のリズムを掴むのは難しくなります。BKをアタック参加させるための良い土台がつくれたので本当にチームとしてこのエフォートを誇らしく感じています。

