20日、21日に行われた「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025・北九州大会」ながとブルーエンジェルスが今シーズン初優勝を果たし幕を閉じた。昨シーズンまで圧倒的な強さを見せたながとだったが、今シーズンは熊谷大会で4位。さらにこの北九州大会でも1日目は苦しい試合が続き、これまでの「ながとらしさ」は影を潜めていた。
ただ、今大会準決勝のPEARLS戦で長く暗いトンネルから抜け出す会心の試合で大勝。その勢いそのまま決勝でも地元・ナナイロプリズム福岡に今季初勝利を収め見事に優勝を果たした。試合内容はこれまで多くの人が目にしてきた「ながとらしい」強さが光るもので、ついに王者が覚醒したと感じずにはいられないものだった。

東あかり
表彰式を終え、準決勝ではPEARLSのトライゲッター、ブラジル代表のタリア・コスタを止めてチームに勝利を呼び込んだ東あかりと、サクラセブンズで世界を経験した辻崎由希乃、2選手に心境をきいた。
