サクラセブンズこと、7人制ラグビー日本代表は12月3日から開幕している「HSBCワールドラグビー・ウェメンズ・セブンズシリーズドバイ大会」に出場。1日目は3敗と、強豪国を前に勝利をすることができなかった。2日目は、ボウルトーナメントセミファイナルでアメリカ代表(世界ランキング5位)と対戦した。
前半リードされ折り返したサクラセブンズだったが、アメリカの攻撃に対して粘り強くディフェンス。後半5分、まるで15人制ラグビーのように敵陣22mから近場でフェイズを重ねること9フェイズ。アメリカが堪らずペナルティーを犯しシンビンが適用。このアドバンテージを見事にものにして最後は鈴木陽子が逆転のトライを決め15−14でアメリカに勝利した。
続いて迎えたボウルトーナメント決勝。相手はブラジル(世界ランキング10位)。サクラセブンズのキックオフでスタート。前半、互いにトライを奪えぬまま、前半残り2分半。ブラジルがジャパンの裏のスペースへキック。ゴール前でボールをキャッチしたのはブラジル。インゴールへ向かって走りこむ。しかし、キャプテンの中村知春が低い足を刈るタックルでボールをグラウディングさせずこのピンチを凌ぎ、前半は0−0で折り返す。