5月28日から29日に行われた「ワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015-2016第5戦フランス大会」に出場したサクラセブンズこと、7人制ラグビー女子日本代表は、1勝もすることができず大会を12位で終えた。
試合結果
1日目はプール戦でランキング上位の3チームと対戦。ニュージーランド戦こそ大きく点差を広げられたが初戦とロシア戦はいずれも接戦だった。
第1戦 サクラセブンズ 15-21 カナダ代表(ランキング3位)
第2戦 サクラセブンズ 0-40 ニュージーランド代表(ランキング2位)
第3戦 サクラセブンズ 17-19 ロシア代表(ランキング7位)
2日目は、精彩を欠き2連敗で大会を終えた。
ボウル準決勝 サクラセブンズ 0-33 アイルランド代表(ランキング12位)
11位/12位決定戦 サクラセブンズ 5-12 ケニア代表(ランキング13位)
サクラセブンズ・浅見敬子ヘッドコーチ
フランス大会まで、いかに選手が力みすぎず自信を持つことができるかについて考えてきた。大会第1日は結果が出て、0.5秒の反応の早さ、丁寧さ、低さを献身的に繰り返すことができた。それを大会第2日に繰り返せなかったのは、チーム全体の引き締めが足りなかったからだと思う。このチームの課題は、力みすぎること、リラックスする『間・バランス』を調整すること。ワールドシリーズ全5大会で世界のトップチームと真剣勝負できたことは、非常に貴重な経験になった。また、全5大会を選手たちが大きな怪我なく終えられたことは、2011年から体作りに時間を割いてきた結果だと思う。リオデジャネイロオリンピックまで約70日、選手一人ひとりの課題に対するアプローチをさらに徹底し、強化していく。