国内女子セブンズの頂点を決める、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2021・東京大会が5月1日~2日、秩父宮ラグビー場で開催された。昨年は新型コロナ感染拡大防止のため中止となったサーキットシリーズ。残念ながら北海道バーバリアンズディアナは、欠場となったが11チームで熱い戦いが繰り広げられた。

ファイナルに進出したのは、アルカス熊谷とサクラセブンズの候補メンバーを中心に構成されたチャレンジチーム。序盤からチャレンジチームが攻勢をかける。チャレンジチームのキックオフ。チャレンジがキャッチし、マイボール確保。大黒田がしかけ、ディフェンスを揺さぶると、バティヴァカロロライチェル海遥にパス。そのままノーホイッスルトライ。

バティヴァカロロライチェル海遥のノーホイッスルトライでチャレンジチームが勢いにのった
大黒田裕芽のコンバージョンも決まり先制。アルカスが自陣22m手前でノックオン。チャレンジボールのスクラムに。SH田中笑伊が左に流れ、大黒田が前進。そこから右に展開し、中村千春が22m内側まで入るも永田花菜へのラストパスの精度が悪くノックオン。

アルカス熊谷は大黒田を止めることに苦労した。
アルカスボールのスクラムだが、自陣ゴール前でノットリリースザボール。クイックスタートからチャレンジ・黒木理帆がトライを決め14-0とリードを広げる。さらにチャレンジはキックオフボールを確保すると、大黒田裕芽が斜めにステップを切って突破。そのままゴール中央へ駆け抜けトライ。21-0として前半を終える。

永田花菜が今大会8本目のトライで勝負あり。
なんとしても先手を取りたい追いかけるアルカス。敵陣ゴール前でコロリアフェイスハコ・ヘイブレムが田中笑伊からボールをもぎ取りトライ。チャレンジはすぐさま相手にプレッシャーをかけボールを奪うと永田花菜がゴール中央にトライ、勝負を決めた。28-5でチャレンジチームが勝利し、カップ戦優勝を飾った。
1位 チャレンジチーム

東京大会スタッツ(トライ:26、ゴール:13 総得点156)


2位 アルカス熊谷

トライ数:14、ゴール数:5、総得点:80


3位 ながとブルーエンジェルス

トライ数:18、ゴール数:6、総得点:102


4位 東京山九フェニックス

トライ数:11、ゴール数:4、総得点:63
5位 三重パールズ

トライ数:19、ゴール数:14、総得点:123
6位 追手門学院VENUS

トライ数:10、ゴール数:5、総得点:603
7位 RKUグレース

トライ数:6、ゴール数:2、総得点:34
8位 四国大学

トライ数:6、ゴール数:2、総得点:34
9位 日本体育大学

トライ数:14、ゴール数:11、総得点:92
10位 YOKOHAMA TKM

トライ数:10、ゴール数:6、総得点:62
11位 自衛隊PTS

トライ数:2、ゴール数:1、総得点:12
選手スタッツ|永田花菜(チャレンジ)

トライ数:8、ゴール数:4 総得点:48
選手スタッツ|大黒田裕芽(チャレンジ)

トライ数:5、ゴール数:9 総得点:43
選手スタッツ|ファタシンプキンズ・カタリナ(ながとブルーエンジェルス)

トライ数:7、ゴール数:2 総得点:39
選手スタッツ|鹿尾みなみ(東京山九フェニックス)

トライ数:5、ゴール数:0 総得点:35
第2戦・エコパ大会(2021/5/15-16)
プールA
チャレンジチーム
三重パールズ
四国大学
YOKOHAMA TKM
プールB
アルカス熊谷
東京山九フェニックス
RKUグレース
北海道バーバリアンズディアナ
プールC
ながとブルーエンジェルス
追手門学院VENUS
日本体育大学
自衛隊PTS