5月25、26日、女子ラグビーの日本一を決めるサーキットシリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024・花園大会」が、花園ラグビー場で行われた。全34試合を写真で振り返る。

プール戦 アルカス熊谷 7 -19 ナナイロ

試合開始早々、迫田のトライでナナイロが先制。怪我から復帰した永田花菜のコンバージョンも成功し、7－0とリードを広げる。前半終了間際に吉野がトライを決め、ナナイロは12－0とする。追いかけるアルカスは、前半ラストプレーで鈴木がトライを決め、7－12で前半を終了。

後半は互いにスコアを奪えないままの時間が続いたが、4分にピッチに入ったばかりの薮内が相手の隙を突いてトライを決める。このトライが決定打となり、そのまま試合終了。ナナイロが19－7で勝利を収めた。

プール戦 ながと 34 -0 チャレンジ

プール戦 TKM 19 -5 PTS

試合開始早々、堀毛の強烈なタックルからボールを奪い、アカニシが先制トライを決めた。2分には永岡がシンビンで一時退場となるが、前半終了間際に復帰した永岡がトライを決め、12-0で前半を終えた。

後半開始42秒、伊藤がPTSにトライをもたらし12-5となるが、すぐにTKMの永岡が再びトライを決め、最終的に19-5でTKMが勝利を収めた。

プール戦 フェニックス 7 -26 日経大アマテラス

アマテラスは原田のトライで先制。フェニックスはディフェンスの圧力に苦しみ敵陣に侵入できないまま、5分には長谷部がトライを決め、14-0で前半を終了した。

後半開始1分、尾崎がシンビンで退場となり、原田が再びトライを決めて19-0。6分には垂門のトライで勝負が決まり、フェニックスの尾崎が意地のトライを決めるも、最終スコアは26-7でアマテラスの勝利となった。

プール戦 日体大 12 -14 追手門VENUS

3分に松田がトライを決め、VENUSが先制。5分には日体大が高橋のブレイクから大内田のトライで応戦。7分に高橋が相手ボールを奪い取り、梅津がトライを決め12-7とリード。

後半5分、徳永のトライでVENUSが逆転し、14-12で見事勝利を収めた。

プール戦 パールズ 45 -0 アルテミ・スターズ

試合開始直後、リオーシャンがカウンターアタックでトライを決め、パールズが先制。4分には庵奥がトライを追加し14-0。アルテミの小西がシンビンとなり、リオーシャンがブレイクして再びトライ。前半終了間際には山中がトライを決め、26-0で前半を終えた。

後半4分、コフィがトライを決めてリードを広げ、さらにグレースのトライ。試合終了間際には末がトライを決め、最終スコアは45-0でパールズが快勝。

プール戦 アルカス熊谷 7 -24 チャレンジ

試合開始1分、田中がトライを決めチャレンジが先制。5分には大川がトライを追加し、前半終了間際には藤原がトライを決めて17-0で前半を終えた。

後半2分、丸山がトライを決めアルカスが追撃するが、3分には伊礼門がトライを決め、24-7でチャレンジが大会初勝利をおさめた。

プール戦 ながと 38 -7 ナナイロ

試合開始早々、ナナイロのカウンターアタックを仕掛けるもノックオン。3分、ながとは敵陣でボールを奪い、プルーニーがトライを決める。5分には藤崎のジャッカルからアマーリがトライを追加。前半終了間際にはソフィーがトライを決め、19-0で前半を終了。

後半開始37秒、小笹がトライを決めナナイロが追い上げるが、すぐに新野がトライを決めて流れを渡さない。ナナイロは敵陣ゴール前に迫るもトライを奪えず、逆にアマーリにトライを許し、6分には新野がトライを決めて38-7で試合終了。

プール戦 TKM 26 -17 日経大アマテラス

好調のアマテラスは原田のトライで先制。TKMは2分に磯貝がトライを返して逆転。5分には高橋のトライでリードを広げ、前半終了間際にアカニシがトライを決めて21-5で前半終了。

プール戦 フェニックス 36 -7 PTS

4分、サバナのトライでフェニックスが先制。6分には尾崎がパスインターセプトからトライを決め、14-0とリード。前半終了間際には中島がトライを決めて19-0で前半終了。

後半もフェニックスが尾崎のトライでリードを広げる。3分にはPTSの秋田がトライを決めるも、5分に尾崎が再びトライ。さらにサバナがトライを決め、最終スコアは36-7でフェニックスの勝利。

プール戦 日体大 19 -7 アルテミ・スターズ

試合開始1分、梅津のトライで日体大が先制。3分にはアルテミの小川がトライを決めて逆転。5分、高橋のトライで日体大が12-7で前半終了。

後半4分、激しい攻防の末、樋口がトライを決め、日体大が19-7で勝利。

プール戦 パールズ 31 -12 追手門VENUS

開始30秒、ジャネットのトライでパールズが先制。村田のコンバージョンも決まって7-0。5分には津田のトライでVENUSが7-5に迫り、前半終了間際には松田がトライを決めてVENUSが逆転。

後半、村田のトライでパールズが再逆転。3分にはジャネットが再びトライを決めてリードを広げ、5分には保井がトライを決め突き放す。6分には庵奥がトライを決め、31-12でパールズが勝利。

プール戦 ナナイロ 17 -12 チャレンジ

プール戦 ながと 31 -7 アルカス熊谷

プール戦 PTS 31 -5 日経大アマテラス

プール戦 フェニックス 12 -19 TKM

プール戦 追手門VENUS 29 -7 アルテミ・スターズ

プール戦 パールズ 22 -7 日体大

準々決勝 ながと 26 -0 日経大アマテラス

4分、中盤でボールを、奪ったながとが先制。前半ラストプレー。スクラムから右オープンサイドへ展開。アマーリがトライ。ながとが14-0で前半を終えた。

後半3分、カーリーのトライでながとがリードを広げる。7分、東のトライで26-0として試合を決めた。

準々決勝 ナナイロ 27 -0 追手門VENUS

先制したのはナナイロ。2分、ディフェンスプレッシャーからボールを奪い、小笹がトライ。3分、横に流れるステップでディフェンスを交わし、白子がトライを決め10-0として前半を終えた。

後半2分、迫田に続き、4分には白子がトライを決め22-0とナナイロがリードを広げる。さらに6分、白子がハットトリックを決め試合を決めた。

準々決勝 TKM 26 -7 フェニックス

2分、フェニックスのディフェンスを崩すと磯貝が先制トライ。堀毛のゴールも決まってTKMが7-0。さらに4分、松永がトライを決めリードを広げる。追いかけるフェニックスは6分.サバナがブレイクしトライ。12-7で前半を終える。

後半2分、グレースのトライでTKMがリードを広げる。後半7分、アテカがトライを決めて26-7で快勝。準決勝進出を果たした。

準々決勝 日体大 12 -15 パールズ

2分、保井のトライでパールズが先制。流れを掴む。追いかける日体大は前半7分、相手ペナルティから梅津がトライを決め同点として前半を終えた。

後半2分、ジャネットのトライでパールズがリード。対する日体大は4分、大内田のトライで逆転。後半7分、オケロのトライでパールズが再逆転で準決勝進出。

9位決定戦 PTS 19 -12 アルテミ・スターズ

9位決定戦 アルカス熊谷 0 -41 チャレンジ

5位決定戦 日経大アマテラス 5 -34 追手門VENUS

5位決定戦 フェニックス 14 -17 日体大

準決勝 ながと 35 -7 ナナイロ

2分、カーリーのトライでながとが先制。プルーニーのコンバージョンも決まり7-0。ナナイロも5分、小笹がトライを決めて同点。ながとは6分、藤崎がトライを決めて再びリード。

後半2分、ジラワンのトライでながとがリードを広げる。6分、東のトライで勝負を決めた。仕上げはニアがトライを決め、35-7ながとがナナイロを圧倒して決勝進出を決めた。

準決勝 TKM 22 -17 パールズ

2分、ジャネットのトライでパールズが先制。前半ラストプレーでモニークがブレイク。トライかと思われたが、ダフルモーションでノートライの判定で前半が終了。

2分、庵奥のトライでパールズがリード。追いかけるTKMは、アカニシがジャネットをハンドオフしてかわすとゴール中央にトライ。7-12とする。さらに5分、永岡のトライでTKMが同点。6分、古屋のトライでパールズがまたリード。後半ラストプレー、ロエラのトライでTKMが同点。延長戦となった。

延長1分、アカニシ・ソコイワサのトライでTKMが劇的な勝利をおさめた。パールズは総合優勝の夢が潰えた。

11位決定戦 アルテミ・スターズ 5 -32 アルカス熊谷

9位決定戦 PTS 5 -22 チャレンジ

7位決定戦 日経大アマテラス 12 -19 フェニックス

5位決定戦 追手門VENUS 0 -38 日体大

3位決定戦 ナナイロ 5 -36 パールズ