OTOWAカップ3位決定戦レポート、日体大が6トライの猛攻でRKUグレースに勝利 | ラグビージャパン365

OTOWAカップ3位決定戦レポート、日体大が6トライの猛攻でRKUグレースに勝利

2021/02/09

文●編集部


2月7日、埼玉県熊谷ラグビー場で、OTOWAカップ・第31回関東女子ラグビー大会の3位決定戦、日本体育大学女子ラグビー部(以下、日体大)とRKUグレース(以下、グレース)の試合が行われた。

日体大は準決勝でTKMフェニックス(YOKOHAMA TKMと山九フェニックスの合同チーム)と対戦。実力拮抗の展開で、後半39分までリードするも逆転され決勝進出はならなかった。

一方、グレースは、準決勝でモーニングベアーズ(アルカス熊谷と自衛隊体育学校PTSの合同チーム)に完封負け。悔しさをすべてこの試合にかける。

前半キックオフ直後、日体大WTB南がステップを効かせて相手陣深くへビッグゲイン

前半キックオフ直後、日体大WTB南がステップを効かせて相手陣深くへビッグゲイン

4分、日体大がWTB南侑里のトライで先制。

右へ展開してFL細川恭子、No8柏木那月が相次いで前進

右へ展開してFL細川恭子、No8柏木那月が相次いで前進

 

PKを得た日体大はスクラムを選択し、左オープンに展開してWTB南侑里が先制トライ

PKを得た日体大はスクラムを選択し、左オープンに展開してWTB南侑里が先制トライ

 

サクラフィフティーン(女子15人制日本代表)のレスリーHCも視察に訪れていた。

サクラフィフティーン(女子15人制日本代表)のレスリーHCも視察に訪れていた。

 

9分、グレースは初めて攻め込んだチャンスにCTB森本里菜が相手キックをチャージして自らトライ

9分、グレースは初めて攻め込んだチャンスにCTB森本里菜が相手キックをチャージして自らトライ

グレースは9分、CTB森本里菜がキックチャージ。自らボールをキャッチしそのままゴール中央へトライ。7−5と逆転。

17分、日体大は自陣で相手のミスからボールを奪い、CTB小林花奈子が60m以上を独走。再びリードする。

サクラフィフティーン、CTB小林花奈子の独走トライでリードを広げた。

サクラフィフティーン、CTB小林花奈子の独走トライでリードを広げた。

 

CTB人羅美帆のコンバージョンも決まる

CTB人羅美帆のコンバージョンも決まる

 

日体大No8柏木那月がグレースHO小島花子にタックル、勢い余って持ち上がってしまう。SO秋山歩花が必死に制止し、軟着陸して無事カードは回避

日体大No8柏木那月がグレースHO小島花子にタックル、勢い余って持ち上がってしまう。SO秋山歩花が必死に制止し、軟着陸して無事カードは回避

 

ゴール前の攻防、PR小牧がラックから自らボールをインゴールへ持ち込みトライ

ゴール前の攻防、PR小牧がラックから自らボールをインゴールへ持ち込みトライ

さらに、23分、ゴール前の攻防からPR小牧日菜多のトライで19−7とリードを広げると26分、自陣からNo8柏木那月が力強い縦の突進でゲイン。

左オープンサイドへ展開すると、WTB南が相手の裏スペースへショートパント。さらにキックでボールをインゴールへ転がすと自らグラウディングしトライ24−7とリードを広げた。

 

前半35分、グレースはFB寺内美樹がチップキックを自ら捕球して前進

前半35分、グレースはFB寺内美樹がチップキックを自ら捕球して前進

グレースは35分、FB寺内美樹が相手裏スペースへショートパント。自らキャッチするとすかさずサポートにはいってきたLOンドカジェニファへパス。さらにWTB星静へつなぎ、星がそのままトライ。12−24とする。

LOンドカ・ジェニファがつないだボールを受けたWTB星静がトライ。グレースは前半、2度しかなかったチャンスに2度ともトライをあげる集中力を見せた。

LOンドカ・ジェニファがつないだボールを受けたWTB星静がトライ。グレースは前半、2度しかなかったチャンスに2度ともトライをあげる集中力を見せた。

 

準決勝では40分で退いたグレースSO大塚朱紗だったが、この日は80分フル出場でゲームをリードした

準決勝では40分で退いたグレースSO大塚朱紗だったが、この日は80分フル出場でゲームをリードした

 

日体大の高崎真那はWTBで先発し、後半はFLへ。マルチな能力をアピールした

日体大の高崎真那はWTBで先発し、後半はFLへ。マルチな能力をアピールした

 

日体大はFB古屋みず希が3年生ながらゲーム主将を務めた。来季は主将を務める。

日体大はFB古屋みず希が3年生ながらゲーム主将を務めた。来季は主将を務める。

前半終了間際、日体大は敵陣ゴール前まで攻め込むもラインアウトが乱れチャンスを活かせずそのまま前半を終えた。

タックルされても倒れず突き進む腰の強さをみせた日体大の1年生PR牛嶋菜々子

タックルされても倒れず突き進む腰の強さをみせた日体大の1年生PR牛嶋菜々子

後半、最初にスコアしたのは日体大。13分、FL細川恭子のトライで29-12とリードをひろげる。グレースは自陣でのペナルティーが続き苦しい展開。

牛嶋とともに1年生両PRでスクラムにフィールドプレーに活躍したPR小牧日菜多

牛嶋とともに1年生両PRでスクラムにフィールドプレーに活躍したPR小牧日菜多

 

後半14分、日体大は相手ゴール前ラインアウトからFL細川恭子がトライ

後半14分、日体大は相手ゴール前ラインアウトからFL細川恭子がトライ

 

フェンスの外からは隣のグラウンドで合宿していたサクラセブンズ候補の某グレースOGが心配げに見つめていた

フェンスの外からは隣のグラウンドで合宿していたサクラセブンズ候補の某グレースOGが心配げに見つめていた

 

グレースCTB森本里菜と日体大LO阿部純佳の激突

グレースCTB森本里菜と日体大LO阿部純佳の激突

 

日体大は追加点を積み重ねたいところだったが、ラインアウトが安定せずスコアは変わらず。日体大の攻撃を凌いだグレースは30分、敵陣22m付近でのスクラム。ここで1トライを奪えば10点差。

後半は日体大の分厚いディフェンスをグレースは崩すことができなかった。

後半は日体大の分厚いディフェンスをグレースは崩すことができなかった。

試合としてはまだわからない状況。ゴール前での攻防が続くが、日体大のディフェンスは集中力を切らすことなく守りきりトライを許さない。

日体大は後半38分、右ゴール前ラインアウトからWTB中山潮音が逆サイドに走り込むムーブでみごとなトライ

日体大は後半38分、右ゴール前ラインアウトからWTB中山潮音が逆サイドに走り込むムーブでみごとなトライ

守り切った日体大は37分、ラインアウトからのムーブで21番中山潮音がトライ。36-12とし、勝負を決めた。日体大がグレースに勝利し3位という成績を残した。またこの試合のMIPは、日体大13番、小林花奈子選手が選出された。

祝福に駆け寄った高崎にトライをあげた中山が跳び上がって抱きつく

祝福に駆け寄った高崎にトライをあげた中山が跳び上がって抱きつく

 

CTB人羅美帆がダメ押しのコンバージョンを蹴り込む

CTB人羅美帆がダメ押しのコンバージョンを蹴り込む

 

ノーサイドのホイッスルに、グラウンドには日体大No8柏木那月の「ヤッタァーーーー!」の雄たけびが。「グレースとは去年は2回やって2回とも負けていたんで、今年はゼッタイ勝ちたかった。大学最後の試合でグレースに勝って終われて良かった!」

ノーサイドのホイッスルに、グラウンドには日体大No8柏木那月の「ヤッタァーーーー!」の雄たけびが。「グレースとは去年は2回やって2回とも負けていたんで、今年はゼッタイ勝ちたかった。大学最後の試合でグレースに勝って終われて良かった!」

 

激闘を物語るスコアボード

激闘を物語るスコアボード

OTOWAカップ 第31回関東女子ラグビー大会 3位決定戦 2021.2.7 熊谷B

 

  • TRY(2)
  • G(1)
  • PG(0)
  •  
  • 前半10分 T 12. 森本里菜
  • 前半11分 G 10. 大塚朱紗
  • 前半36分 T 11. 星静
  • 前半37分 Gx 10. 大塚朱紗
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • PENALTY
  • PK(11)
  • FK(1)
  • TRY(6)
  • G(3)
  • PG(0)
  •  
  • 前半4分 T 11. 南侑里
  • 前半5分 Gx 12. 人羅美帆
  • 前半17分 T 13. 小林花奈子
  • 前半18分 G 12. 人羅美帆
  • 前半24分 T 3. 小牧日菜多
  • 前半25分 G 12. 人羅美帆
  • 前半26分 T 11. 南侑里
  • 前半27分 Gx 12. 人羅美帆
  • 後半14分 T 6. 細川恭子
  • 後半15分 Gx 12. 人羅美帆
  • 後半36分 T 21. 中山潮音
  • 後半38分 Gx 12. 人羅美帆
  •  
  • PENALTY
  • PK(9)
  • FK(0)
  • この試合のMIPには日体大のCTB小林花奈子が選ばれた

    この試合のMIPには日体大のCTB小林花奈子が選ばれた

     

    左から中山潮音、柏木那月、細川恭子のパワーハウス3人組と先制トライのWTB南侑里、柏木の膝のテーピングには負傷で試合に出られなかったチームキャプテン・山本和花の名「わか」が

    左から中山潮音、柏木那月、細川恭子のパワーハウス3人組と先制トライのWTB南侑里、柏木の膝のテーピングには負傷で試合に出られなかったチームキャプテン・山本和花の名「わか」が

     

    MEMBER_RKUグレース

    昨年のチャンピオン、RKUグレースはプール戦は1位で通過したが、決勝トーナメントでは負傷者続出に苦しんだ。最終節はリザーブわずか3人という布陣ながら、最後までタフに戦い抜いた

    昨年のチャンピオン、RKUグレースはプール戦は1位で通過したが、決勝トーナメントでは負傷者続出に苦しんだ。最終節はリザーブわずか3人という布陣ながら、最後までタフに戦い抜いた

  • 1 髙佐有希
  • 2 小島花子
  • 3 北野和子
  • 4 ンドカジェニファ
  • 5 鎌田梨音 後半13分 OUT → IN 17 西川りさ子
  • 6 須田澪奈
  • 7 金子茉樹
  • 8 小林ちひろ
  • 9 幅野真子
  • 10 大塚朱紗
  • 11 星静
  • 12 森本里菜
  • 13 永岡萌
  • 14 佐野茜音
  • 15 寺内美樹
  • 16
  • 17 西川りさ子
  • 18
  • 21 新井実来
  • 22 町谷文海

  • MEMBER_日本体育大学

    3位の日体大。セブンズのスコッドは一切合流できないままのシーズンだったが、1年生も続々とデビュー。来季も楽しみだ。

    3位の日体大。セブンズのスコッドは一切合流できないままのシーズンだったが、1年生も続々とデビュー。来季も楽しみだ。

  • 1 牛嶋菜々子 後半37分 OUT → IN 19 森永菜月
  • 2 中野すず 後半14分 OUT → IN 16 草野夏咲
  • 3 小牧日菜多
  • 4 阿部純佳
  • 5 堀川侑愛 後半20分 OUT → IN 17 伊藤涼乃
  • 6 細川恭子 後半33分 OUT → IN 18 照内鈴音
  • 7 木下そよ香 後半0分 OUT → IN 21 中山潮音
  • 8 柏木那月
  • 9 佐藤日向子
  • 10 秋山歩花
  • 11 南侑里
  • 12 人羅美帆
  • 13 小林花奈子
  • 14 高崎真那
  • 15 古屋みず希 後半40分 OUT → IN 22 吉野舞祐
  • 16 草野夏咲
  • 17 伊藤涼乃
  • 18 照内鈴音
  • 19 森永菜月
  • 20 丸山珠季
  • 21 中山潮音
  • 22 吉野舞祐
  • 24 東あかり

  •  

    ベンチ外のメンバーも含めた日体大の集合撮影。後ろのアップスーツ前列中央が山本和花主将

    ベンチ外のメンバーも含めた日体大の集合撮影。後ろのアップスーツ前列中央が山本和花主将

     

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