3日、ラグビー日本代表はサモア戦の試合登録メンバーを発表した。キャプテンのリーチマイケルはチームキャプテンとして自身のパフォーマンスとコンディショニング、そしてプレーに集中しチームのために任務を遂行する。「このチームは誰がキャプテンをやってもいい。そこが強い」と話すリーチ。目標であるベスト8入りをかけて重要な一戦にむけてチームは前進する。
――ゲームキャプテンはラピースということでジョセフHCがリーチがラグビーに集中できるだろうということを言われていましたが。
リーチ その質問が一発目にくるんだろうなと思っていました(笑)。ゲームキャプテンから外れて、正直、彼がボールに近いし、レフェリーとのコミュニケーションもすぐに取れる。僕のポジションが一番外にいて(ボールから)離れていなければならない。彼がキャプテンになったことで、すぐラック周辺の指示ができる。二人合わせてチームをひっぱっていくことになると思います。二人での分担して準備をしてきて、すごくうまくいっていると思います。
――サモアはこれまでの試合でペナルティーが多い傾向があります。それを踏まえてどんなゲーム運びをしていきたいか。
リーチ 正直、相手が何してくるかはあまり考えていません。自分たちにフォーカスしています。今週のポイント。相手がペナルティーをしようが、自分たちがやることをしっかりとやるだけです。
――二人で分担して準備を進めてきたと言われましたがどんな準備をしてきたのか。先週、アイルランドとのビッグマッチに勝利した後、メンタル的にどんな準備をしてきたのか。
リーチ ミーティングの話す回数だったり、二人で合わせて。前日練習のミーティングでも彼がはじめに話をする。週の初めは自分が話す。僕が、自分のパフォーマンス、コンディションを整えることに集中しました。
メンタルの準備はとても重要です。ゼロからのスタートということで、サモア、負けてきて、日本に対して、プライドもって戦ってくると予想しています。それに対して僕らがより良いメンタリティーで、覚悟決めていかないとサモアのプレッシャーをかなりうけてしまうと思います。
――4年前、南アフリカに勝利してからのチームの雰囲気と、今大会でアイルランドに勝利してからのサモアに向かう雰囲気は違うか。
リーチ すごく変わったなと思います。前回は誰も予想していない結果を出して、その反応、誰も準備していない状態でTVに出て、SNSでもかなり露出しました。自分たちもどう対応するのかわからず、大変でした。
今回週の初めから、アイルランドとの勝利についての話もなかったし、選手たちもすごく集中してこのチームはそういうところはすごく成長したと感じました。