ワールドカップイヤーの2015年、ラグビー日本代表の国内初戦となる香港代表との試合が2日、秩父宮ラグビー場で行われた。ジャパンのスターティングメンバーはFLには村田毅(NEC)が代表初先発。スーパーラグビー挑戦中のWTB山田章仁(パナソニック)が代表に戻って先発出場した。一方、香港代表は若手中心のメンバー編成となった。
香港のキックオフでゲームがスタート。序盤からジャパンが香港陣内で優位に試合を進める。2分、WTB山田のゲインから22m陣内内側へ攻め込むがブレイクダウンで2人目の寄りが遅れ、香港に絡まれペナルティとなりチャンスを活かすことができない。また、序盤2回続けてスクラムでアーリーエンゲージのペナルティをとられてリズムをつかめない。
ようやく15分、ゴール前10m付近でSH日和佐篤がタップキックでリスタート。LOトンプソンルークがボールキャリアとして5mまで迫りポイントを作ると、日和佐が順目に左サイドへ展開。SO立川理道からCTBカーン・ヘスケス、そして大外のWTB山田に渡り先制のトライ。またFB五郎丸歩のコンバージョンも決まって7−0とした。