チームの進化を総括・集大成させる試合になる−アメリカ戦試合登録メンバー記者会見レポート | ラグビージャパン365

チームの進化を総括・集大成させる試合になる−アメリカ戦試合登録メンバー記者会見レポート

2015/10/10

文●斉藤健仁


10日、日本代表はワールドカップ・プール戦最後の試合となるアメリカ代表試合登録メンバーを発表した。エディ・ジョーンズヘッドコーチとリーチ マイケルキャプテンが取材に応じた。

「藤田を選んだのは直感。今週良いパフォーマンスをしていた」

エディー・ジョーンズヘッドコーチ

ワールドカップで最も大事な試合です。今回も最も強いメンバーを選びました。均ちゃんは残念ながら太腿のケガで、マレ・サウは膝のケガで外れています。両方のポジションに質の高い選手が入っています。LOはジャスティン、ウィングとハルでCTBをやります。アメリカは水曜日にベストメンバーを休ませた。日本には一番強いチームを構成してくるでしょう。我々が求める通りです。日曜日にプール戦を終えます。最後も大会が始まったように終わりたい。


リーチ マイケルキャプテン

今週、一番難しい、大事な試合。月曜からチームの準備としては少しずつ上がってきています。チームに言い続けているのはPNCのアメリカとは全然違う。今までと同じ質でやればダメ。今週、レベルを1%全てにおいて上げるというメンタルで臨むように、と言っています。今週の試合、大事にしているし意識しています。もちろん、土曜日の試合(スコットランド対サモア)に関係なくパフォーマンスを発揮したい。

――CTB陣や、藤田のポジションはこれまでと違います。


ジョーンズHC 藤田は良いプレーをしてくれると直感で思いました。ここまでチャンスがなかった。彼のエネルギーと熱意が日曜日の試合でチームに活力を与えてくれると信じています。マレがケガなので、松島をWTBに出ていますが、ウィングが安定したディフェンスをしてくれます。ハルは13番でエネルギーの高いプレーをしてくれます。アタックでは12と13番を入れ替えます。彼も仕事をしてくれると信じています。


――藤田を選んだ理由は。


ジョーンズHC 直感です。アメリカ戦では良いパフォーマンスしているという歴史があります。PNCでもFBで非常に良い活躍した。2年前、秩父宮でもアメリカ戦で出ました。彼は準備できていると思う。山田の調子は100%です。今日もトレーニングに参加しました。藤田の方が良いパフォーマンスすると感じました。山田は2試合出ました。けれど今週は藤田が良かった。入らなかった選手が何人かいます。堅樹も良い練習していました。メディカルにお願いして、山田は出場するためできることをやりました。その中でも藤田が適任者だと思いました。

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