10月4日、イングランド北西のミルトン・キーズにあるスタジアムMKで日本代表がサモア代表と対戦し26−5で快勝し、勝ち点を8とし決勝トーナメント進出に望みをつなげた。
体が大きくパワフルなサモアに対し、日本代表は低いタックルと安定したセットプレーで徐々にリズムをつかむ。8分にFB五郎丸歩のPGでジャパンが先制すると12分にもPGを狙うがこちらは失敗。日本の規律あるディフェンスに対し、サモアはペナルティを連発。16分にはNO8レバべ、19分にはPRタウラフォが立て続けにシンビンで退場。
これで数的優位になった日本は、鍛え上げたスクラムで仕掛ける。24分、ゴール前スクラムでプッシュしペナルティートライ。10−0とリードを広げる。34分にもサモアがオフサイドのペナルティを犯し、日本はショットを選択。五郎丸が落ち着いて決めて13−0。日本はボールポゼッションでもサモアを圧倒し敵陣でゲームを進める。
38分、敵陣10m付近から日本はフェーズを重ね22m内側へ攻め込む。15フェイズ目、タッチライン際でボールを受けたWTB山田章仁が相手DFをかわしてトライ。20−0として前半を折り返した。
前半の勢いそのままに後半も日本が優勢に試合をすすめる。スクラムでサモアにプレッシャーをかけペナルティを誘発させ、敵陣深くに攻め込むとラインアウトでしっかりとボールをキープ。48分、サモアが自陣深くでオフサイドのペナルティ。