準決勝の組み合わせは、東福岡対東海大仰星、桐蔭学園対石見智翠館となりました。まずは1試合目の東福岡はディフェンディングチャンピオン。東海大仰星は春の選抜大会、全国7人制、と今季3冠を目指す優勝候補筆頭ということで非常に楽しみな試合となります。
冬にかけて段々とチーム力を上げてきた東福岡か、優勝候補の東海大仰星か
東福岡は昨年が歴代でも最強のチームだったのでその反動で今季どうなるか注目をしていました。春の選抜では大阪桐蔭に負けて、夏の菅平合宿でも大阪桐蔭に負けていたそうでしたが見事にこの花園でリベンジを果たしました。藤田監督は、「(選手の)親御さんには見せられないほど厳しい練習をした」と言われていましたが、LOウォーカーアレックス選手によると、どうやら三部練習を行ったようです。特に、フィジカルにはこだわっていたようで準々決勝の大阪桐蔭戦でもフィジカルでFWが前に出てBKに展開するという攻撃がハマっていました。
キャプテンのNO8服部綾選手は昨年高校日本代表に選ばれていた選手。実は、中学は常翔啓光学園中で、高校から東福岡にきました。WTBでは山下太雅(2年)選手は決定力があります。さきほどのLOウォーカーアレックス選手、LO箸本龍雅選手も成長著しい選手。強味であるフィジカルでFWが前に出ることができれば勝機が見えてくるでしょう。