1月3日、花園ラグビー場では、第103回全国高校ラグビー大会準々決勝4試合が行われベスト4をかけた熱い戦いが繰り広げられた。Aシード佐賀工(佐賀)は、中部大春日丘(愛知)と対戦した。
さらに6分にもWTB内田慎之甫のトライを決めて佐賀工業はいきなり14-0と先制パンチを食らわした。前半10分、春日丘は14フェイズを重ねゴール前に迫るもグラウディングできなかったが、ペナルティーのアドバンテージが出されていて今度はショットを選択。これを1年生FB加藤秀悟が落ち着いて決めて14-3とした。
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前半6分WTB内田慎之甫のトライ
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NO8中川内優太が縦に突進するも
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PR堀越一真がジャッカル
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前半14分加藤秀悟のPGが決まり3点を返す春日丘
さらに20分、佐賀工業が自陣22m手前でオフサイドのペナルティー。春日丘は迷わずPGを選択し、加藤がしっかりと決めて14-6と点差を縮めた。
前半終了間際、佐賀工業は敵陣ゴール前でのラインアウトのチャンス。ここは春日丘がしっかりとしたモールディフェンスで相手をタッチの外に押し出し、チャンスが途絶えたかと思われたが、前半ロスタイムの33分、佐賀工業はもう一度敵陣22m手前のラインアウト。春日丘がモールコラプシングのペナルティー。佐賀工業はアドバンテージある状況でアタックを継続するも繋がらず、ショットを選択し井上が難なく決めて17-6として前半を終えた。
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佐賀工の強みであるモールをタッチに押し出す春日丘
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前半終了間際に井上達木のPGが決まり佐賀工業がリードして前半を終えた