高校ラグビー選抜大会 ベスト4決まる!東福岡、東京、東海大仰星、桐蔭学園が準決勝へ進出 | ラグビージャパン365

高校ラグビー選抜大会 ベスト4決まる!東福岡、東京、東海大仰星、桐蔭学園が準決勝へ進出

2016/04/06

解説●斉藤健仁 構成●編集部


4月4日、第17回高校選抜ラグビー大会は各予選グループを1位通過した8チームによる決勝トーナメントが行われ、東福岡、東京、東海大仰星、桐蔭学園が勝利しベスト4に駒を進めた。



ディフェンス面の強化が結果に結びついた東福岡が快勝(東福岡 47−0 大阪桐蔭)

CTB森からSH隠塚へのパス

CTB森からSH隠塚へのパス

準々決勝の1試合目は近畿大会準優勝の大阪桐蔭と九州大会優勝の東福岡の対戦となりました。もしかしたら決勝でもおかしくない両者の対戦は、予想以上の大差がつきました。

強さを発揮したのは15人のスターティングメンバーの内、8名が2年生という若いチームの東福岡でした。前半は、大阪桐蔭の前に出るディフェンスに多少苦しむ場面もありましたが、やはり、キックオフやアンストラクチャーからの伝統の展開力はさすが、でした。しっかり、グラウンドの幅を広く使い、前半だけで3本のトライを奪いました。トライをとったのはすべてBKの選手達でした。

中央がFL福井、左がPR3の小林

中央がFL福井、左がPR3の小林

また、東福岡は特にバックローがいい働きをしていました。FL6吉永純也(3年)、FL7福井翔太(2年)、3月には2年生ながら高校日本代表のスコットランド遠征にも参加していたNO8箸本龍雅(3年・キャプテン)の3人です。

またディフェンス面では、相手のFWが近場の攻撃に勢いがなく、孤立してしまう場面で、チョークタックル(抱え込むタックル)でターンオーバーしていました。オプションの一つとしてやっているそうですが、試合の中では3,4回そういう場面がありました。

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