高校ラグビー選抜大会開幕!予選グループの見どころを徹底解説 | ラグビージャパン365

高校ラグビー選抜大会開幕!予選グループの見どころを徹底解説

2016/03/31

解説●斉藤健仁 構成●編集部


今年も3月30日から4月7日まで高校ラグビーの選抜大会が行われます。会場となる熊谷ラグビー場は、2019年ワールドカップ開催に向けた改修に入るため、現在の会場で行われる最後の大会になります。

強豪校揃いの関西勢。果たして迎え撃つチームはどこになるのか?

花園を制した東海大仰星。今期もその強さは変わらず。優勝候補の筆頭。

花園を制した東海大仰星。今期もその強さは変わらず。優勝候補の筆頭。

高校ラグビーの全国大会としては、この選抜大会、7月に開催されるセブンズ、そして花園と3つの大会が行われます。一昨年は東福岡が三冠を果たし、昨年は東海大仰星が三冠を成し遂げました。

この選抜大会は、今年の花園が終わるとすぐに行われた新人戦、そして各地域のブロック大会での上位校が出場します。

当然、今年も近畿大会を優勝した東海大仰星が今大会の優勝候補の筆頭であることは間違いないです。地区大会では1回戦から圧勝でした。近大和歌山に109‐0、準々決勝が天理に62-7、準決勝が常翔学園に31‐17、そして決勝は大阪桐蔭に40‐10で優勝を決めています。

この点差を見ると、仰星は強いということがわかります。また、準決勝で仰星に敗れた常翔学園も強いと聞いています。決勝の大阪桐蔭も同様です。

4位争いに絡みそうなのが、伏見工、京都成章、御所実業。

仰星のライバルとしては、やっぱり東福岡でしょう。当然、東福岡も九州大会を優勝しています。九州大会は、東福岡、佐賀工業、長崎南山、筑紫、大分舞鶴という順位でした。点差を見ると、東福岡が圧勝でした。

関東王者の國學院栃木。花園ではベスト8入りを果たすことができなかった

関東王者の國學院栃木。花園ではベスト8入りを果たすことができなかった

西高東低と言われて久しい高校ラグビー。関東大会で優勝したのが國學院栃木。決勝で、花園準優勝の桐蔭学園に24-19と接戦を制しています。関東大会には出場していないので「実行委員推薦枠」で出場する慶應は神奈川県大会の準決勝で22-24で桐蔭学園に僅差の試合をし、さらに「裏花園」とよばれているサニックスワールドユース予選大会で御所実業、東京高校に勝利して優勝しています。國栃、桐蔭、慶應が関東の3強といえるでしょう。この3チームがどこまで西の強豪校と戦うことができるのか注目です。

 

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