4月6日(日)、埼玉・熊谷ラグビー場で第15回全国高校選抜大会は6日目を迎え、準決勝2試合が行われた。
桐蔭学園が國學院栃木の関東対決を制し、7年ぶりの決勝進出!
1試合目は昨年度の花園準優勝の桐蔭学園(神奈川)と、初の全国大会ベスト4進出で勢いに乗る國學院栃木(栃木)の対戦となった。関東勢の対戦は、互いにトライを取り合う熱戦となった。
先制したのは桐蔭学園。準々決勝同様に、「相手がラックに人数をかけず、ラインに(選手を)残してくるのはわかっていたので」と藤原秀之監督がふり返ったように、相手が孤立したところを狙って、タックルからのカウンターラックが冴えてゲームの主導権を握る。前半3分、スクラムからラックを挟み、最後はFB佐々木尚(3年)がトライ(5-0)。
前半20分を過ぎると、風上の國學院栃木が攻勢に転じる。ゴール前からのモールを押し込んでHO井上剛志(3年)がトライ。ゴールも決まって5-7と逆転に成功する。続いて22分、自陣10mライン付近のスクラムから左に展開し、CTB渡邉弐貴(3年)が抜け出してそのままトライ(5-14)。