9月5日に行われたスーパーラグビー・AU、最終節、レベルズ対フォースの後半残り20分を切り出して振り返る。
オーストラリアを本拠地とする4チームにウェスタンフォースを加えた「スーパーラグビー2020・オーストラリア(AU)」は最終の第10節を迎えた。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、レベルズの本拠地であるメルボルンはロックダウンされた影響を受け、ニューカッスルのマクドナルド・ジョーンズスタジアムで行われた。
2020/09/06
構成●編集部
レベルズは前節のフォース戦に敗れるものの、ボーナスポイント1をしぶとく獲得。この試合でフォースに4点差以上で勝利するとシーズン3位を決め、初のプレーオフ進出を決める大事な試合となった。一方のフォースも、2017年まで参戦していたスーパーラグビーに復活。僅差の戦いを繰り返すもまだ未勝利。勝利にかける思いも強かった。
レベルズはここまで怪我で戦列を離れていたキャプテンのデイン・ハイレットペティが復帰。マット・トゥームアが10番、代わりにFBを務めていたリース・ホッジがCTB。トライゲッタ―のマリカ・コロインベテをWTBに戻し必勝体制で挑んだ。
前半は20-13とレベルズリードで折り返すも後半3分、フォースがHOレディーのトライで20-20と同点とすると15分、PGでフォースが逆転。さらに17分、FLスタンダーのトライで30-20とリードを広げた。それでも、すぐさまレベルズはハイレットペティのトライで27-30と追い上げ、後半残り20分を迎える。