1日、東京スタジアムではラグビーワールドカップ2019、3位決定戦、ニュージランド代表対ウェールズ代表の一戦が行われた。両チーム、決勝に進出することができなかった悔しさ、痛みを力にして祖国のプライドをかけ80分戦った。両チームともに若い選手を起用し、2023年フランス大会にむけた布石としたい。スコット・ハンセンNZ代表ヘッドコーチ、ウォーレン・ガットランド、ウェールズ代表ヘッドコーチはともにこの試合が代表を指揮するラストマッチとなる。これまでの「1点でも上回ればいいという手堅いラグビー」から、「自分たちがやりたいかたちで勝利するラグビー」をピッチで見せた。序盤からボールが大きく動くダイナミックな展開、自分たちのスタイルにこだわるプレー選択。”3位決定戦ならでは”の展開に、会場に集まった48,842人の大観衆も興奮に包まれた。
2019/11/02
文●編集部