29日、東京スタジアムではラグビーワールドカップ2019・プールD、ウェールズ代表とオーストラリア代表の一戦が行われた。プール内の強豪どうしの一戦ということで、東京スタジアムは超満員。47,885人の大観衆が訪れた。
先制したのは、ウェールズ。キックオフボールからのブレイクダウンで相手ボールをターンオーバーすると、3フェイズ目にSOビガーがドロップゴールを決め3-0と先制。
ウェールズが流れを掴むとオーストラリア陣内での時間帯が続く。11分、相手ペナルティーから敵陣22m内側に攻め込むとFWでフェイズを重ね。アドバンテージがある状態で、ビガーのハイパントにCTBパークスが見事なジャンピングキャッチでそのままインゴールへボールをグラウディング。10-0とリード広げた。
互いに激しい展開が続く。16分、オーストラリアFLクーパーがSOビガーにレイトチャージ。TMOの裁定の結果ペナルティーに。その後ウェールズは22m内側で攻め込むもオーストラリアFLポーコックがジャッカルでピンチを脱する。
すると直後のマイボールラインアウトからオーストラリアは12番、13番のゲインでウェールズのディフェンスを崩すとSOフォーリーが右サイドへキックパス。WTBアシュリークーバーがキャッチし、ワンモーションでボールをグラウディング。5-10とした。
ウェールズにハブニングが発生する。司令塔であるSOビガーが、27分、WTBコロインベテへのタックルで頭部を強打。HIAの検査で退場。さらにHIAを通過することができず、そのままパッチェルへ交替となってしまう。