現在、世界ランク8位と歴代最強のイタリア代表は、若手中心、新チームで挑んできたジャパンの挑戦を完勝で退けた。中でも、FBアンジェ・カプオッツォ（フランス・トゥールーズ）はスペースをつくランから、仲間のトライにつながるプレーで札幌ドームに訪れた観客を魅了した。

ジャパン戦を終えたカプオッツォに、対面で対峙した矢崎由高について、さらに来シーズン同じチームに入団することが決まったSH齋藤直人について話を訊いた。

「矢崎は、質の高い選手。彼の強さはゲームに違いを生み出すことができる」

アンジェ・カプオッツォ

ーーFB矢崎について


まだ学生であると聞いていたが、プロ選手に混じっても遜色のない、非常に質の高い選手で、この数日イタリアとしても彼のことは研究していました。彼の強さはゲームに違いを生み出すことができる。

だから、非常に対戦できたことを光栄に思ったので、試合後ジャージを交換してもらった。とても将来が楽しみな選手だと思いました。

ーー日本での試合


非常に良い雰囲気で戦えました。日本の皆さんが温かく迎えてくれたので、非常に良い1週間を過ごすことができました。非常に素晴らしい国で、とても美しい文化や価値観を持っている国だと思います。だからこそみなさんの前で日本でプレーできたことは嬉しかったですし、またこのような機会があればと思います。


ーーSH齋藤直人がトゥルーズに加入します