2日、世界一を決めるラグビーワールドカップ2019・ファイナル(決勝)、イングランド代表対南アフリカ代表の一戦が行われた。9月20日、東京スタジアムで行われた、日本代表対ロシア代表の開幕戦から48試合目。多くの感動と新たな歴史がうまれた本大会を締めくくる最終戦となる。
プール戦から好調をキープし、準決勝のオールブラックスことニュージーランド代表の強みを封じ込めて快勝して決勝進出を果たしたイングランド代表。対する、南アフリカ代表はプール戦初戦のニュージーランド代表戦に敗れたものの、そこからの巻き返し、チームをリビルド。準々決勝の日本代表、準決勝のウェールズ代表と危なげない戦いで決勝進出した南アフリカ代表。
「6:2」ラシ―・エラスムスヘッドコーチ率いる南アフリカ代表は、この試合でも、リザーブにFW6人、BK2人。そしてケガでメンバーから外れていたトライゲッターのWTBチェスリン・コルビがメンバー復帰。現状のベスト、そしてチームの強みを最大限に活かすための布陣を組んだ。
「フィニッシャーから決めていく」と話すエディー・ジョーンズヘッドコーチ率いるイングランド代表も、成長著しい若手のFLトム・カリーやサム・アンダーヒル、ハーフ団もSHベン・ヤングス、SOジョージ・フォード。CTBオーウェン・ファレル、WTBジョニー・メイらのベストメンバーを組んだ。
会場には今大会最多の70,103人が訪れ、ラグビー界最大のイベントのクライマックスに熱狂した。