リーグワンアワードで8期連続ベストフィフティーンに選ばれた稲垣啓太(PR・埼玉ワイルドナイツ)に、6月からはじまる代表活動について、さらに2023年フランス大会への思いを聞いた。
怪我をして体の痛みを持っていて無理やりやっているのを美化するのは良くない。
――リーグワンが終わって、代表だと切り替わるものですか?
切り替えないとじゃないですかね。
――8期連続、ベストフィフティーン。大野均さんと並んで最多タイとなりました。
いいことじゃないですか。鉄人っぽくなってきましたね。どうなんですかね。でもそう言っていただいてすごく光栄です。プロとしての責任につながると思います。
もしかしたら、誤解されてしまうかもしれませんが、怪我をして無理やりできていることを美化しては絶対に良くないですよ。怪我はけがなんで。ただ自分ができると思ってその場に立つっていう決意を決めたんだったら、全うする責任があると思います。
本当にできないんだったら立たない方が絶対にいい。それはもうチームに間違いなく迷惑かかるので。でも立たないっていう選択肢をして、実際、本当に立てないんだったらそこまでに至る自分の体作りであったり、自分の仕事のプロセスっていうのを見直す必要があると思います。
誤解して欲しくないのは、自分が怪我をして体に痛みを持っていて、無理やりやっているのがすごいとか、そういったふうに美化するのは絶対良くないと思いますね。