4月15日、ジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1第15節、4位の横浜キヤノンイーグルスは、3位の東京サントリーサンゴリアスとの大一番を迎えた。会場の日産スタジアムには、15034人の大観衆が訪れた。天候は激しい雨で、ボールを展開するのが厳しい状況でFWによるフィジカルバトルが繰り広げられた。
先制したのはイーグルス。3分にSO田村優がPGを決め3-0。その後イーグルスにアクシデントが発生。前半7分、SO田村がHIAで負傷交代。注目された、サンゴリアス、SO田村熙との「兄弟10番対決」は、序盤10分に満たない時間で終わった。
前半はイーグルスが優位に試合を運び、9分、敵陣でPKを獲得。キックを蹴るのはFBエスピー・マレー。ゴールは外れ得点変わらず3-0のまま。
イーグルスはWTB松井千士のランや、接点でもサンゴリアスにプレッシャーをかけ敵陣で攻め続けるも、あと一本というところで決めきれず、30分マレーがPGを決め6-0とする。サンゴリアスも、前半終盤ようやく敵陣に入り、田村熙がPGを決め6-3として前半を折り返す。