5月20日(金)、東京・秩父宮ラグビー場で、リーグワンのディビジョン1/2の入替戦第1戦が行われ、ディビジョン1・12位のNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)と、ディビジョン2・2位の三重ホンダヒート(三重H)が激突した。
試合はキックオフ直後からGR東葛が積極的にアタックし、前半7分にWTB後藤輝也のトライで先制すると、14分にはラインアウトを起点にFLアセリ・マシヴォウがトライで追加点を挙げた。
三重HもSOジョノ・ランスのPGで3点を返すが、37分に東葛はペナルティトライと前半終了間際のNO8ジョージ・リサレのトライで26-3と大量リードで折り返した。
後半に入ると三重Hも徐々に落ち着きを取り戻し、攻勢に転じるが、ペナルティもありなかなか得点を挙げることができない。逆に21分に東葛にFLアセリにこの日2本目のトライを許し33-3と突き放されてしまう。
三重Hは27分にWTB尾又寛汰のトライで33-10とするも、追加点は奪えず、試合はそのまま33-10でノーサイド。POM(プレイヤーオブザマッチ)にはGR東葛のSH田中史朗が選出された。
第1戦でGR東葛がリーグワン初勝利を挙げて残留に向けて大きく前進した。入替戦第2試合は5月27日(金)に大阪・東大阪市花園ラグビー場でキックオフされる。