チーム創設初のトップ4入りを果たした横浜キヤノンイーグルスが準決勝初戦、埼玉パナソニックワイルドナイツ戦に向けた練習を公開した。梶村祐介キャプテンが練習後取材に応じた。

――ベスト4を掴み取りました


一つのターゲットをクリアでき嬉しくてチームの努力が結果につながったと感じている。これで優勝するチャンスが出てきたので、さらにそこをチームとしてつかんでいきたい。
今季、接戦を勝ちきれなかったが、2試合負けなかった試合もあり、そのポイント（勝ち点）も大きかった。昨季、終盤、チームは崩れたが、チームとして持ち直したところが昨季との違いかなと思います。

――チームが持ちこたえられた要因は


静岡のゲームは自分たちにとってターニングポイントで、チームの状況は良くなかったが負けなかった。重工との試合で去年ここから崩れたよね、ここからまとまっていこうという話をした。


――チームのどこが伸びている？


昨季は1シーズン通して同じメンバーで戦っていて、16試合あると疲労、ケガ人も出てきてチーム力で劣ったなと思っている。（今季は）底上げができて、選手層厚くなっていると思いますし、序盤でケガ人が出ても衰えなかったことは評価していいかなと思います。プレシーズンからいろんな選手を起用して誰が出てもキヤノンのラグビーを準備して、こういう結果になっている。

静岡ブルーレヴズ戦、チームとしてはあまりいいパフォーマンスではなかった。