埼玉パナソニックワイルドナイツFB野口竜司は、プレーオフ準決勝・横浜キヤノンイーグルス戦でも、キック、ハイボールキャッチ、カウンターアタックでレギュラーシーズン同様に精度高いプレーを見せた。大一番でも揺るがない安定感は相手にとっても脅威となる。それは20日に行われるファイナル・クボタスピアーズ船橋東京ベイ戦でも同様だろう。

――準決勝を振り返って


自分たちのペナルティーとミスで取られたというのもあったので、自分たちのアタックができれば問題ないというふうにチームでも話をしましたし、（試合中に）修正もできた上で敵陣でプレーできて得点も積み重ねてプレッシャーかけて、前にでることができていたので最終的にこういうスコアになったのかなと思います。


――ハイボールに対する安定感


タイミングよく跳べているので、しっかりキャッチしてから滞空時間があって、自分としても余裕があります。相手は多分キャッチして着地した瞬間にタックルをしたいと思っていると思いますが、そこを崩せているから簡単にタックルされていないのかなと思います。

――キックの判断について


自分が入ったからどうっていうのはないですが、チャンスがあればカウンターを狙っています。簡単に相手にキャッチさせないようなキックを考えた上で、ロングだったり、ハイボールだったりプレッシャーかけてフィフティー・フィフティーだったり、その時の状況に応じて判断しています。


――大きな試合でも精度高くプレーできるのは


どの試合だからということはないですけど、やっぱり準備してきたことが試合につながっているので、今回だとプレーオフに向けて2週間準備期間がありましたし、そこで調整もできたかなと思います。